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2020-12-24 06:24 | カテゴリ:未分類
先ほど入ったNHKニュースの速報です。午前5時に報道されたので、すぐにネットで全文を確認しました。それが下記です。5時には全文が読まれたのですが、6時には後半のセンテンスが読まれなくなりました。

 
  
   

日本学術会議 おととしの人事順位「入れ替えるべき」官邸異論

20201224 122 

   

おととし、日本学術会議の会員人事で学術会議が挙げた候補者に総理大臣官邸が難色を示したことをめぐり、当時の学術会議の会長が、官邸側から「1位と2位を入れ替えるべきとの発言があった」とその具体的な内容を説明していたことが、NHKが入手した学術会議の内部文書で分かりました。

 

日本学術会議の会員をめぐっては、ことし6人の候補が任命を拒否される前から、総理大臣官邸が、学術会議側が挙げた候補者に難色を示すなど人事に関与していたことが、学術会議の複数の元幹部への取材でわかっています。

NHK
はおととしと4年前、定年で退任する会員の補充人事をめぐって学術会議が開いた選考委員会の議論を記録した内部文書を情報公開請求で入手しました。

それによりますと、まず、おととしの人事について、当時、学術会議の会長だった京都大学の山極壽一前総長は、任命手続きが円滑に進むよう官邸側に「候補者の現状」を説明したことを明かしたうえで、退任する会員の後任として挙げた2人の候補者について、官邸側から「原案の1位と2位を入れ替えるべきとの発言があった」とその具体的な内容を説明していました。

学術会議側が2人の候補者に順位をつけて官邸側に示したところ、これに異論が出されたことを意味する説明です。

このあと山極氏は「理由については特段の説明は受けていない」と話し、翌月に行われた選考委員会では「再度、感触をうかがってみたところ『総合判断である』と言われた」と説明していました。

また、今回入手した内部文書によりますと、その2年前の2016年には、当時、会長だった東京大学の大西隆名誉教授が、退任する3人の会員の補充人事をめぐって開かれた選考委員会で経緯を説明していました。

この中で大西氏は、3人の後任として2人ずつ、合わせて6人の候補者を、それぞれ「1位」「2位」と順位をつけて示したところ、官房副長官からの回答は学術会議側が「1位」とした人ではなく、「2位」の候補者のうち2人に丸印をつけたものだったと述べていました。

このあと大西氏は「改めて官邸に行って官房副長官と話をしてきたが、理由については明言しないとのことであった。ただし、順番が明記されていることに異論が述べられた。次回以降について、官邸側は、推薦順位をつけない名簿の提示を期待している」と説明していました。

おととし、4年前ともに学術会議側は候補者を差し替えず、退任後は欠員状態が続きました。

政府は24日、日本学術会議の在り方をめぐり政府としての考え方を直接、伝える方針です。

  

「断固抗議すべき」委員から懸念の声

 

NHKが入手した4年前の選考委員会の議事の記録からは、当時の会長の説明に対し、委員から懸念の声が相次いでいたことが分かります。

ある委員は「学術会議は独立して活動を行う機関であり、よほどの理由がないかぎり、学術会議からの推薦者をそのまま任命するのが当然で断固抗議すべきと思う。官邸の方針に従って候補者を差し替えてはならない。政治的任用に近い形にされたら独立した提言などもできなくなる」と述べています。

また、別の委員は「任命権者の代理者である官房副長官が理由を明言しないということが理解できない。理由がないかぎり、受け入れることは難しい。きちんとステップを踏んできた、われわれの決定が尊重されないのでは今までの真剣な議論は何だったのか」と話しています。

さらに「重要な問題が起こった。理由もわからないまま官邸の意向をのめば、これが前例となり、理由不明のまま会員が選ばれる事態が恒常化してしまう。今回、きちんとした対応をすることが重要だ」と述べた委員もいて、総理大臣官邸の関与に対し、当時から、学術会議側が問題意識を持っていたことが見て取れます。
 

ことしの会員任命めぐる内閣府文書に「外すべき者」

 

今回、NHKが情報公開請求で入手した資料の中には、ことしの会員任命をめぐって内閣府が作成した、政府の意思決定の過程に関する文書があります。

この中の1つには、6人を除外して99人を任命する人事が起案された日と同じ令和2924日という日付とともに、手書きで「外すべき者(副長官から)」と記されています。

ただ、これ以外の部分は黒塗りになっていて、内容を知ることはできません。

この文書は今月11日に開かれた参議院予算委員会の理事懇談会でも議論になり、政府側は文書に書かれている「副長官」が杉田和博官房副長官だと説明しましたが、黒塗りになっている部分に何が書かれているかについては「人事に関することなので答えられない」として説明しなかったということです。

同じ日、加藤官房長官は記者会見でこの文書について「総理の判断が内閣府に伝えられ、事務方が記録したものだ」と述べています。


 


 付記:以下に、「放射線像」の u-tube 継続しております。ご笑覧ください。

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2020-12-24 05:47 | カテゴリ:未分類
    双葉町の羽山神社は、原発から600メートルの位置の山頂にある。すでにゲンノショウコやショウジョウバカマで紹介したように、ここはもろに原発からの放射能を浴びたので、いまだに除染されていない山の斜面は、土壌と樹木からくる空間線量が毎時15マイクロシーベルトと非常に高い。


  いつものように植生を物色していると、幼木のほとんどがイヌツゲである。結構根がしっかりと硬い土に生えているからか、とても根から植物全体を採取するのがむつかしかった。図1に見るように根元から切れてサンプリングせざるを得なかった。すべて原発事故以降に木の実が散布して生えてきた実生であると思われる。


  形態をよく見ると、3本とも、何となく、根元からいじけて枝が分かれているし、上部の枝の分岐の具合も、素直ではない。発芽時から土壌や空間から浴び続けた放射能で成長点の細胞が障害を受けたせいではないだろうか?


  以下の3本のイヌツゲは10メートル間隔のものをサンプリングしたものであるが、葉の放射能(表1)で見ると一番右のものが最も高く、中央のものが一番低い。オートラジオグラフ(図2、図3)も、そのことを反映して撮像されている。いずれも土壌が付着して洗いきれなかった根基部が非常に濃いことがわかる。









スライド1


図1.イヌツゲ。2019年10月採取。





スライド2 図2.図1のオートラジオグラフ。


 




スライド3 
図3.図2のネガテイブ画像。






表1.イヌツゲの部位別放射能。 左、中央、右の植物は図2、図3のオートラジオグラフ像に対応している。
イヌツゲの放射能1








(森敏)

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2020-12-21 14:38 | カテゴリ:未分類

飯舘村は「飯舘牛」のブランドで有名でした。それが東電福島第一原発事故で一夜にして崩壊しました。飯舘牛は稲わら、麦わら、クローバーなどによるケージ飼いばかりでなく、牧草地には野外放牧されていたと思われます。ギシギシは放牧地を持つ農家が一番嫌がる害草です。牧草地では家畜がひり出す糞は植物にとっては栄養分の塊ですが、そこにはギシギシが優占種として生えがちです。なぜかギシギシを動物が好きでないので(たぶん “渋い渋い” シュウ酸カルシウムが含まれているからでしょう)、家畜に食べられないので、ギシギシは人が刈らないと、旺盛に繁茂し続けていきます。

 

原発事故の後、酪農民が避難していなくなった二年目からは、早くもギシギシが急速に牧草地に繁茂し始めました。2013年には、そういうところから種が飛び散って、田畑の一面を覆いつくすギシギシ畑になっているところが散見されました。(余談ですが、そこには放射線によると思われる突然変異の白化葉もみられました)。 避難している農家が時々帰ってきて、草刈り機で切り倒している姿を見かけました。耕種農家からすればこの雑草はとても見栄えが悪い雑草なのでしょう。

 

図1、図2のギシギシは道端の雑草の中に旺盛に生えていたものを採取してきたものです。春に旺盛に繁殖して5月中旬ごろには抽苔して、1.5mぐらいの高さになり、穂に鈴なりの花をつけます。1穂あたりに数千個単位の種子を着けます(図1、図2)。そうなるころには下位の葉はほとんど萎れて枯死して落葉していきます。光合成でため込んだ葉の養分(でんぷんやタンパク質)が転流して穂に行き種子に蓄積するからです。

 

同時にカリウム・鉄・亜鉛・銅・マンガンなどのミネラル類も葉から穂の種子に転流します。放射性セシウム(Cs134,Cs-137)もカリウム(K)と同様におそらくカリウムの細胞膜輸送体を使うメカニズムで師管の流れに乗って穂に転流します。図3、図4のオートラジオグラフ像には、見事にその姿がとらえられています。外部被ばくは全く認められない。 全部土壌から吸収した放射性セシウムが転流したものです。
  
  
表1。からは、この時点でまだまだ放射能が高いことがわかります。種子が一番高い。
 
図1 ギシギシの穂 
図1ギシギシの穂 
 
  

図2 種子の拡大図 
図2.図1の拡大図 花弁と実が見られる
   
図3 図1のオートラジオグラフ。ポジテイブ画像


図3.図1のオートラジオグラフ
   
図4 図3のネガテイブ画像



図4.図3のネガテイブ画像 飛び散っているのは落下した花器を集めたもの。
 
   

  
表1。 ギシギシの部位別放射能

ギシギシの種子 

注:放射能測定は2018年 5月

 
   

(森敏)


  

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2020-12-19 14:09 | カテゴリ:未分類


  以下の記事にあるように、ZOOM社員がビデオ会議を監視して、会議の継続を妨害している。特に外国での中国人の集会に関する会議映像の監視が執拗のようだ。当然だが録画も取って、中国本土の情報部門に報告しているだろう。完全なスパイ工作である。
  

  このようなことは、ZOOM管理部門にいる各国のスパイが、自由にZOOMの情報操作や監視ができることを意味している。なんという世の中になってしまったことだろう!
  
  年末にZOOMで数人で忘年会をやろうと思っているのだが、これが関係者外の誰かに覗かれていると思うと、全く白けてしまうね。
      



   
米、ズーム社元幹部を訴追 ビデオ会議を検閲

 

20201219 12:34 (20201219 13:09更新)

【ワシントン=共同】米司法省は18日、中国政府の要請に基づき天安門事件に関するビデオ会議を事前に検閲して開けなくする妨害をしたとして、米企業幹部の中国人の男(39)を刑事訴追したと発表した。米メディアによると、企業はビデオ会議サービスを運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズで、男は既に解雇された。

司法省によると、男は同社の中国浙江省の事務所で勤務。今年56月、中国当局と連携し、米国の利用者が開催しようとした天安門事件に関連するビデオ会議少なくとも4件について、参加者に不適切な言動があったと偽り、終了させたとされる。

男は中国当局との窓口役として、中国共産党が「不法」と見なす内容がないかを監視。中国国外のズーム利用者の名前やメールアドレスなどを中国当局に提供することもあった。

中国当局はこうした情報を使い、国内の利用者やその家族に対する嫌がらせを実行。会議の発言予定者を一時拘束したり、家族を通じて発言しないように圧力をかけたりすることもあった。

ズームは今年6月、中国政府の要求に応じ、米在住の人権活動家が56月に主催した天安門事件に関する会議を終了させ、民主化運動の元学生リーダー、王丹氏らの三つのアカウントを一時停止したと発表していた。

2020-12-18 16:47 | カテゴリ:未分類

全国の学術研究者よ。下記の新聞報道の佐藤康弘東大名誉教授に見習って、現菅政権のさまざまな「有識者会議」なるものに、尻尾を振って参加しない気概を持とう。

  

以下朝日新聞の記事から

学術会議 任命拒否に抗議  文化庁の有識者会議座長辞任

 

日本学術会議が推薦した会員候補を菅義偉首相が任命しなかった問題に抗議し、文科省の有識者会議の座長を務めていた佐藤康弘・東京大学名誉教授(65)が辞任していたことが、16日までに分かった。

 佐藤氏は取材に「研究業績とは別の評価軸を持ち込み、特定秘密保護法案や安保法案などに反対の意見を示していた6人の任命を拒否した政府に、ささやかな抗議として意思表示しようと考えた」と説明した。

 文化庁や佐藤氏によれば、6月から登録美術品調査研究協力者会議の座長。を務めていた。103日に「専門家を尊重しない政府のために働くつもりはない」との理由で文化庁に辞意を伝え、7日付けで辞任したという。

 

 

以下共同通信の記事から

 日本学術会議の会員任命拒否問題に抗議し、佐藤康宏東大名誉教授が文化庁有識者会議の座長を辞任したことが15日、分かった。佐藤氏は取材に「首相が法律を守らない政府は信用できないと判断した」と説明した。

 文化庁によると、佐藤氏は6月、登録美術品調査研究協力者会議の会合で座長に選出された。しかし問題発覚直後の10月3日に「専門家を専門家として尊重しない政府のために働くつもりはない」とメールで辞意を伝え、同7日付で辞任した。

 佐藤氏は日本美術史を専門とし、3月に「若冲伝」で芸術選奨の文部科学大臣賞を受賞した。

 

(森敏)

付記:以下に、「放射線像」の u-tube 継続しております。ご笑覧ください。