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2024-02-12 15:21 | カテゴリ:未分類
  知人が東大病院に入院しているので、祝日だがお見舞いに行った。帰り際に、病院の向い側の昔の精神科病棟であった建物の一階の喫茶店に久しぶりに入ってみた。驚いたことに、そこから内部通路があって、「健康と医学の博物館」という場所の受付に出た。さらに中に入ってみると、
    
常設展:近代から現代への医学の歩みー医学部と附属病院の160年ー
企画展:「医療の今を知る」
特別展:医学・医療に関するトピック形式の展示
     
と、全9室に及ぶ実に丁寧な展示がなされていた。

  もう何十年も東大構内を通っているのに、まったく知らなかったなー!
     
  人工的にタール癌を世界で初めて発生させたことで著名な山極勝三郎や吉田肉腫で有名な吉田富三から始まって、東大医学部がなしてきた研究成果ばかりでなく、胃カメラなどのいろいろな医療機材の発明や、人体モデルを使った治療法の展示が、実に実に満載で、とても1時間ぐらいでは見終わるものではなかったので、また後日来ることにした。
  
10時から17時まで開館しており、毎週水曜日が休館日で祝日も開館しているということです。

入場無料です。
  
ここでは御夫婦でも恋人同志でも、かなり贅沢な知的空間を過ごせると思います。

東大観光の穴場ですね。

まさに、東大下暗し。


  
(森敏)
2024-02-09 17:00 | カテゴリ:未分類
10か月前に膝関節をやられて、その時以来、予防的に3か月ごとに医者に骨シンチグラムで骨盤の骨密度を測定されてきた。血液検査で破骨細胞と骨芽細胞の活性やカルシウム(Ca)濃度やビタミンD3濃度も測定されてきた。

驚いたことに、この9か月で3か月ごとに骨密度が1%ずつ低下していた。小腸からのカルシウム吸収を促進させ、骨量の減少を抑え骨粗しょう症による骨折などの危険性を低下させる薬である活性型ビタミンD3製剤(エデイロール錠0.75µg)を毎日1錠ずつ飲んでいるにもかかわらず、である。医者も不思議がっていた。
  
骨には新しい骨を作る細胞(骨芽細胞)と、古くなった骨を壊す細胞(破骨細胞)があり、これらの細胞が骨の破壊と形成を繰り返すことで骨を丈夫で新しい状態に保っているといわれている。

そこで血液検査の結果では、

* Ca濃度は 8.7mg/dL (正常値は8.5~10.2mg/dLの幅に収まるはず)と低く、

*破骨細胞の指標であるRACO-5Bは 433 (正常値は170~590 mU/dLの幅に収まるはず)と比較的高く、

*骨芽細胞の指標である totalP1NPは 35.1 (正常値は18.1~74.1 ng/mLの幅に収まるはず) は普通並みで、

*血中ビタミンD3の指標である 25-OHVDが 16.0 ng/mL (20.0 ng/mL未満は欠乏症)と低かった。

だからついに、老化年齢以上のスピードでの骨粗鬆化への進行を本気で疑わなければならなくなったようである。

そこで改めてわが生活習慣で気が付いたのだが、小生は外出するときには、もう20年間以上、黒い広口帽子をかぶり、マスクをして、太陽がまぶしいときに色が黒く変わる偏向サングラスをかけている。その上最近は手袋もしている。

だから、現在は、太陽光線に皮膚をさらす部位はわずかに顔の露出した一部のみである。ビタミンDの前駆体の供給源である椎茸類を小生はなぜかあまり意識的には摂取してこなかった。そういうわけでか、食品からのビタミンDの摂取量も大かたの人よりも少ないまま経過してきたのかもしれない。人体は紫外線を浴びるとビタミンDの前駆体をビタミンDに変換するとは、小学校で習った知識だが。
  
なんとなく膝と腰の関節ががくがく感じる毎日である。
  
 
(森敏)
2024-02-07 15:12 | カテゴリ:未分類
今週号の週刊誌「AERA」が「叱れない社会」という特集をやっている。
  
新聞でこの週刊誌のタイトルを見て、わが人生で「叱られた」経験の記憶を思い出してみたら、なぜか、たった一つしか思い出せなかった。それが以下の60年前の話である。
  
大学院修士課程のときに、東京大学植物栄養肥料学研究室の三井進午教授が日本学士院賞の受賞が決定した。6月に天皇陛下の前での発表と身内での祝賀会があるというので研究室がなぜか湧きたっていた。
  
ある時教授室から出てきた三井先生に「祝賀会には背広で参加しなければいけませんか?」と質問したところ、先生が珍しく怖い顔で「君、背広の一着ぐらい持っておらんのかね?!」とにらみつけられた。
  
それで震えあがって、夏休みに急いで芦屋に帰って、このことを母に告げると、母はすぐに大阪の道頓堀の呉服店に小生を連れて行って採寸させて、わが人生初の背広を仕立てさせた。
  
祝宴会に間に合って、胸をなでおろした。。。。。。。という顛末が今でも強烈だ。
  
これ以外は、わが人生で「叱られた」経験も、「怒られた」経験もない。対人関係に鈍感だったからだろうか。都合の悪いことはすぐ忘れる健忘症だったからかもしれない。
  
別件だが、
灘高校では「𠮟られた」経験はなく、英数国の教師から3年間ずっと「嫌がらせ」(いまでいう「いじめ」)を受けた経験が満載である。小生自身が教師をものとも思っていなかった(たぶん今でいう「発達障害児」だった?)ので、なんとか耐えたのだと思う。

現在YouTubeで灘高卒業生がしきりに発信している「雷獣チャンネル」を時々見るのだが、今の灘高は小生のころと隔世の感があるようだ。 生徒たちは十分すぎるほどに自由を謳歌しているようだ。
2024-01-30 14:31 | カテゴリ:未分類
加藤崇(Whole Earth Foundation(WEF、全地球財団)CEO)が文藝春秋新年号で、

既成の教育は吹き飛んだ というタイトルで、以下のように断定的にのべている(部分抜粋です)
  
「ChatGPT」の登場によって、「情報を整理し、伝達する能力」が社会の中で相対的に果たす役割は、いま終わりを迎えている。::::::「知識を覚えることの意味が社会から消滅した。:::::::ChatGTPによって黒板にチョークでひたすら板書する教師たちの仕事は、すでに消滅している。消滅していないと思っているのは、本人たちだけかもしれない。:::::
   
これを読んで当然出てくる疑問は、ではChatGPT以降の小、中、高の学校教育での教師たちは、これからの教育目標を、何に向かって、何を、生徒たちに教えるべきか? また、生徒たちは、何をどう教師から学ぶべきか?という疑問にただちにぶつかるだろう。

小生は小中校教育にはド素人だが、すでに日本を含めた先進各国の教育の現場では以上のようなことは、改革に向けて懸命に取り組まれ始めているものと推測する。改革は早ければ早いほどいいだろう。AIの発展が予想できないぐらい加速度的だからである。

AIは「知能」のレベルが人間を驚異的に凌駕するが、今のところ「意識」を持たないといわれている。だから私見では、コンピューターサイエンテイストにとっても未だ漠然としていて定義が定かでない「意識」なるものを強化する教育が、小中高教育では求められる物の一つではないかと思う。

ここで、論理の飛躍をあえて許してもらえれば、
たとえば同じ新年号の文藝春秋での巻頭随筆で藤原正彦氏は

「懐かしさ」は「もののあわれ」などと並び有限な人生に付随する情緒で、AIがどんなに発達しても持ちえない人間のもっとも高尚な情緒の一つと思う」
と述べている。これは間違いない指摘だと思う。

高尚な情緒を磨くことは、人生の豊かさの根源だろう。

ここでまた論理の飛躍をすると、現在NHKで放映されているテレビドラマ「光る君へ」は平安時代の美意識を「意識」する契機になると思われるが、さて今後物語がどのように展開するのか。。。

これまで3回の視聴では、物語の登場人物の名前や官位の解説が無いのでとても理解ができていない。次回から小生は他のユーチューブチャンネルで、人物の系譜を勉強しながら視聴することにしている。


  
  
(森敏)

後記:昨日(2月11日)のテレビドラマ「光る君へ」の,道隆が主宰する歌会では、4人の有名な歌人(藤原公任、藤原斉信、藤原元輔、藤原道長)の漢詩が紫式部の父である藤原為時によって朗々と詠まれ、紫式部と清少納言が列席するという場面が紹介された。実際には歴史上ありえなかった人物構成だったが、実に優雅な平安朝の雰囲気を出していた。見終わって我ながら感嘆したので、テレビに向かって拍手をしてしまった。(単細胞ですね)
2024-01-29 17:08 | カテゴリ:未分類
スライド1
熱海富士の空中クロール

スライド2
熱海富士の空中クロール

  小生の親父(おやじ)は高知で幼少時から相撲を取っていたので、晩年になっても年6回(当時は年4回だったと思うが)のテレビでの相撲観戦は声を上げての熱心さだった。毎日自分で便箋紙に書いた番組の白黒の星取表にマークを入れて悦に入っていた。実は小生は親父のこの相撲好き遺伝子を引き継いでいる。
  
  (親父は引退した高知県出身の元玉ノ海関(元大関だったか横綱だっか)が経営する西宮の雀荘で、会社の同僚と土曜日には徹夜のマージャンをするのが楽しみのようであった。)
  
  相撲では実際の取り組みでは早い場合は勝負が1-2秒で決まるので、実にあっけない。 のだが、力士が土俵に上がって、ハッケヨイノコッタの取り組みまでの儀式の方がはるかに長い。だいたい(3-4分)はかかっている。
  
  実は小生にはこの時の各力士のルーテインのいくつもの所作が、様々で実に興味深く、見ていて飽きない。彼らはこの短時間の間に無意識(?)でのルーテインの所作を行いながら、一気に闘争心を頂点にまで盛り上げていくのだ。
  
  最近の土俵では、ぽっちゃり坊ちゃん顔の巨漢力士である「熱海富士」が面白い。彼は、土俵に上がってから、水泳での「クロール」のように、左右の腕を背中から前後に空中を搔く動作を必ず数回行う。
  
  この動作を見て、まねてみると、実に上半身の筋肉がよくほぐれることが分かった。
  
  毎朝目が覚めると、ベッドに腰かけて、この体操を高速で30回ぐらいやると、固まった背中の筋肉がほぐれて、目も覚める(気がする)。
  
  昼間でも、机に向かっての休憩時に、この体操をやると、実に肩がほぐれる。規格化されたラジオ体操や理学療法士によるストレッチよりも、手軽だ。

  若い熱海富士は成長株だ。
 
   
(森敏)