2011-03-19 16:21 | カテゴリ:未分類

福島第一原発周辺の海洋汚染を防ぐ必要がある

       

      

  消防車での強力な放水が始まった。ずっと続けてほしい。

          

  一方で、この原子炉への放水冷却活動によって、原発敷地内から洗い出される、大量の放射能汚染されているであろう海水の行方に、注目しなければならない。

             

  Google earthで福島第一原発周辺を空から見ると、原発敷地からの排水口に対して、一度防波堤のようなもので外海からの異物(ワカメやクラゲ?)がこの防波堤内に入りにくくする構造物が見える。

               

  ①まずこの堤防の湾内に原発から輩出される排水溝の出口に、強力な核汚染物質(I131やCs137)に対する吸着剤を大量に設置しておくこと。
   
  ②次にこの防波堤の湾内に吸着剤を大量に沈めて敷地から排出されるであろう汚染の拡散を防ぐべきだと思う。これらの収着剤は一定間隔で新しいものを投入し、旧いものを回収し 別の場所に保管する必要があるだろう。(当面は無人の鋼鉄船などに沖合に保管するとか)

                 

  高崎の原研が開発した放射線重合によるウラン収着用の樹脂などはどうだろうか?ヨードやセシウムを収着するかもしれない。ほかにも樹脂メーカーに聞けば強力な収着用の樹脂があるかも知れない。

               

  いったん海域に拡散した核種は、ビキニ環礁でのアメリカによる原子爆弾実験の時の放射能汚染マグロように、又、水俣湾での水銀汚染の沿岸魚のように、何年か後に、何万倍もの生体濃縮で、魚河岸の魚に跳ね返ってくる可能性がある。

        

  だから福島原発の排水がでるところで、可能な限り拡散を押さえ込む必要がある。(排水系統が明らかでないので断言できないが)

      

  水産庁は、周辺の海の放射性同位元素(ラジオアイソトープ)濃度を測っているのだろうか。近い将来のことを考えれば測定は必須だろう。周辺の魚のサンプリングも必須だろう。野菜と同じく、魚も風評被害を食い止めるためにも。水産庁の出番です。プロならわかっているでしょうが。

        
              

(森敏) 
  
 追記1.早くも牛乳とホウレンソウに放射能の検出が発表された。
ヨード131に関しては半減期が短いので、このまま原発からの放出拡散が押さえられれば、放射能は短期に収束するだろう。しかしセシウム137は半減期が長いので、すでに放射能汚染された土壌の除染対策だけでも今後の困難が予想される。これから食物連鎖の濃縮が始まる。
       
追記2.今でも、福島原発から放出された総放射能の平均して半分は陸に、半分は海側に飛散しており、海域を汚染し続けていることを我々は忘れてはならない。放射能が 海側に飛べばいいというものでもない。

  

追記3.本日、原発排水口海域の放射能汚染が発表された(3月21日)

   

追記4.東電は排水口から330メートる地点で採取された海水に放射性ジルコニウム95を検出した。1mLあたり0.23ベクレル。これは核燃料の被覆管が燃料の熱で溶けているという証拠である。(3月25日毎日新聞朝刊) 以下に、ネットから転載する。

  
 

福島第1原発:海水から1250倍のヨウ素 放水口付近

 経済産業省原子力安全・保安院は26日、福島第1原発の放水口から南へ330メートル離れた場所で25日午前8時半に採取した海水から、放射性物質のヨウ素131が法律で定められている値の1250.8倍の濃度で検出されたと発表した。保安院によると、同濃度の水を500ミリリットル飲むと、一般人の1年間の人工的な被ばく限度と同等の1ミリシーベルトになる水準。ほかにセシウム134については117.3倍、セシウム137は79.6倍だった。24日午前に同じ場所で実施した調査結果(ヨウ素131で基準の103.9倍)より上昇している。保安院は「ヨウ素131は半減期が8日と短い上、潮流に流されて拡散するので海洋生物に取り込まれるには相当程度薄まる。周辺は避難区域に指定されており、住民への直接の影響はない」として、人体への直接的な影響を否定した。【八田浩輔、日野行介】

 
 
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秘密

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