2011-01-23 13:20 | カテゴリ:未分類

菅直人首相は、足下の和田政務官を一喝!してほしい

 

 

せっかく「最先端研究開発支援プログラム」の科学技術予算が確定したのに、内閣府の和田隆志政務官の横やりで、内定が先送りになっているとのことである。

 

以下「科学新聞」(2011.1.21.号)から引用する

 

記者会見で和田政務官は

「申請書の内容に問題がある。一般の人でもわかるような内容でないといけない」として約5600件の応募課題すべてについて、一般国民でもわかる内容の書類を再提出させるという考えを表明した。公募要領にない書類を選考の最終段階に至って、応募者全員に提出させるというのは、異常事態といわざるを得ない。また、「わかりやすさ」をどのような指標で評価するのかも明らかではない。こうしたことが実施されれば、再選考に時間と手間がかかるだけではなく、優秀な若手研究者を路頭に迷わすことになりかねない。

 

和田隆志政務官は何を血迷ったことを言うのだろうか。この軽挙妄動は研究評価や審査の何たるかを理解しないことから来るものと考えざるを得ない。せっかく転がり込んだ政務官の権限を行使して、「和田隆志ここにあり」、ということを知らしめたい、政治家の選挙対策パフォーマンスと理解したい。「国民の理解が得られない」と国民感情を人質に取った政治家の行動はいつの世にもあることだ。しかし、彼の行動は、世界中のどんな研究者からも支持されないだろう。
  

せっかく菅首相の努力で科学研究費予算が0.5%ばかり増額されたのに、和田政務官の指示はこれに泥を塗る、つや消しにする、行為であろう。和田政務官は財務省が出自なので、財務省の意向を汲んだ嫌がらせなのかも知れない。と、勘ぐりたくもなる。 東大法学部の出身者が、こんなピントの狂ったセンスで行政に携わって良いのだろうか、と哀しくなる。
   

  

和田政務官は内閣府所属だから、菅直人首相は、足下の和田政務官を「一喝!」してほしい。本件は首相のひと言で、即解決する案件だろう。

   
   

(管窺)
     
追記:結局、和田隆志政務官が阿久津幸彦政務官にかわって、事態は修復に向かったようである(1月28日付け発行の科学新聞による)。学術に対する「政治主導」は、よほどのキャリアを積んだあとでないと、国会議員には無理だという前例になるだろう。 

秘密

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