WINEPブログ
「飯舘村のカエルの放射能汚染」
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2011-01-08 17:33 |
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本日は湿度が28%である。藤棚の実が乾燥して、ぴしぴしと破裂している。
藤の実を木からもぎ取ってきて、フローリングの床に落下させると、1メートルの高さからでも、床に当たった衝撃で、ぱーんと派手に鞘(さや)が2つに割れて、中の種が四方の壁に飛び散った。焼夷弾が落ちて爆発することを連想させる。なかなか派手である。
寺田寅彦には「藤の実」という随筆があり、
・・・・それで、(樹下に垂れ下がった藤の実が破裂して)地上三メートルの高さから水平に発射されたとして十メートルの距離において地上1メートルの点で障子に衝突したとすれば、空気の抵抗を除外しても、少なくも毎秒10メートル以上の初速をもって発射されたとしなければ勘定が合わない。あの一見枯死しているような豆のさやの中に、それほどの大きな原動力が潜んでいようとはちょっと予想しないことであった。・・・・
という考察がなされている。
(森敏)
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