2010-10-21 10:24 | カテゴリ:未分類

また起こった中国版食品汚染:調味料による亜硝酸塩中毒とは!!

   
    

下記の記事がネットで流れた。調味料に亜硝酸塩(たぶんNaNO2だろう)を使ったということである。おそらく古くなった肉を鮮度よく見せるために、グルタミン酸などの旨味調味料と一緒に使ったものと思われる。こんなぐあいに急性中毒の死者が出るぐらい亜硝酸を大量に使ったのは世界でも初めてのケースではないだろうか。

  

 
     

工業用塩による中毒事件は調理人のミスが原因、調査結果発表もなお解明されぬ謎―四川省

モバイル版URL : http://rchina.jp/article/46186.html

20101014日、四川省カンゼ・チベット族自治州当局は今月8日に起きた亜硝酸塩中毒事件に関する記者会見を開き、ホテルの調理人が亜硝酸塩を食塩のかわりに使用したとの調査報告を発表した。15日付で広州日報が伝えた。
 
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日、四川省カンゼ・チベット族自治州濾定県のホテルで食中毒が発生。宿泊客1人が死亡、42人が入院する騒ぎとなった。原因は食事に工業用の亜硝酸塩が使われていたことだった。濾定県の海螺溝は美しい氷河で知られる観光地。101日からの国慶節休暇を利用した旅行は、とんだ大惨事となってしまった。
 
捜査の結果、ホテルが今年2月、着色料、防腐剤として亜硝酸塩を購入していたことが判明した。108日、朝食を作る調理人が間違えて亜硝酸塩を食塩として使用したことで今回の事件が起きたという。当局によると、入院患者36人と死者の遺族との間では和解が成立、賠償金が支払われた。残る6人の被害者(いずれも成都市から来た個人旅行客)とは賠償金額で合意できず、交渉が続いている。
 
発表では全ての責任は調理人のミスということで説明されたわけだが、なお疑問が残る。四川省疾病予防管理センターが発表した検査報告によると、調理場の化学調味料にも基準値を大きく超える亜硝酸塩が含まれていた。なぜ化学調味料にまで亜硝酸塩が混入したかについては当局は説明していない。(翻訳・編集/KT

  2010-10-16 13:32:04

     
   

過去半世紀前には、化学肥料を多用した畑の地下水で硝酸汚染した井戸水を飲んだり、高濃度の硝酸(NO3)汚染した野菜汁を大量に摂取して、乳幼児がブルー・べビーになったアメリカのコーンベルト地帯での事例が有名である。 

  
    
  この症状はメトヘモグロビン血症と呼ばれている。血液の赤血球の中にある酸素の運び手であるヘモグロビンが、酸素の替わりに亜硝酸(NO2)と結合してしまうと、酸素の結合座が無くなるので、全身が酸素欠乏症になるのでこう呼ばれている。
  
  
 ちなみに、亜硝酸(NO2)は口内細菌によって容易に亜酸化窒素(N2O)
になることが知られている。この亜酸化窒素は強酸性の胃液の中でアミン類と反応して ニトロアミンという強力な発癌物質となるので、慢性的に食品添加物から亜硝酸を摂取し続けることは要注意である。
    

    
  今回の場合のような、大人での亜硝酸
(NO2)での急性中毒はあまり聞いたことがない。

         

ちょっと信じがたいのだが、中国では亜硝酸塩の食品添加物としての基準が無いのであろうか? だいたいそんなに簡単に調理人が亜硝酸塩を入手できること自体が非常に信じがたい薬品行政である。調味料といっしょに亜硝酸を使うことが中国では中華料理店で常態化しているのではないだろうか

    
  このニュースから分かることは、中国各地での中華料理店の料理が必ずしも安全といえないということである。先日訪れた北京での高級料理店の中華料理の味が何となく日本での中華料理店の料理よりもおいしくなかったのは、亜硝酸塩のせいかもしれない、という疑問が湧いてきた。

       

これは、四川省だけの問題ではないのではないか? つい最近の中国での「メラミン混入粉ミルク事件」のような中国全土で問題にすべき広がりを見せるのではないだろうか。
     
  今回の事件を起こしたホテルの調理人の亜硝酸塩の入手経路を徹底的に暴くべきであろう。  

       
            

(森敏)

 

  

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