2008-04-20 15:33 | カテゴリ:未分類

親のすねかじり虫             

 

現在30、40、50代の人達がなんだかの形で親に援助をしてもらっているといった内容がテレビで放送されていました。

私は、その番組を見てもそれほど驚きもせず、むしろ「やはり」といった印象でした。

それは、私のまわりにいる同世代の実態と同じだからです。

 

どんな援助をしてもらっているかというと、家の購入資金、子供の学費や身の回りの物の購入、などが一番多かったと思います。中には、毎月お小遣いをもらっている人もいました。

 

援助をする親の側も仕方なくといった感じではなく喜んでしているといった印象でした。退職金を受け取り、年金をある程度もらっている親世代は、30~50代の子持ち世代よりは余裕がある為、援助をしてあげたいという考えが大きいようです。

実際に私のまわりでは、家を購入する時の頭金を親に出してもらっている人は多くいます。また、子供の洋服や玩具などを購入してもらう人も多く見受けられます。

 

この実態を聞いて、「今時の若い人は自分の生活も自分でできないのか」と思う人が多くいると思います。

しかし、その世代にいる私としては、情けないとは思いつつも仕方がないのではと考えてしまいます。

 

それは、高度成長期に子育てをしていた世代は、終身雇用、年功序列といった制度のもとで、子供にお金がかかる年齢になればある程度の収入を得られるような立場になっている人がほとんどでした。しかし、今は、年俸制と言う名の下に給与カットをする会社が続出している時代です。少なくとも終身雇用は崩壊をしています。つまり子供にお金がかかるにも関わらず収入は上がらず、いつ職を失うか分からない状態に置かれているということです。

 

そんな中、家を購入する頭金を貯め、そしてローンを支払い続けるのが困難である人が多くいても仕方がないと思うのです。また、退職金や年金も受け取れるか分からない為、退職後に住宅ローンが残ってしまえば老後がどうなるか分からない世代でもあります。なので、少しでもローンを楽にする為、退職金をほぼ満額受け取れる世代である親が援助をしてあげようというのは、1つの制度と考えれば悪くないと思うのです。

もちろん、親の援助を全く受けずに家を購入し生活をしている人も多くいます。いえ、むしろそちらの方がまだまだ多いと思います。

 

ただ、私は援助を受けている人を否定するだけでなく、それだけ今は子供を大きくしながら生活をする事が苦しい世の中であるということを理解して欲しいと思うのです。

 

(なおみ)

 

 

秘密

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