2010-09-25 12:51 | カテゴリ:未分類
あたりまえだが、中国にもいる良識派

  
以下のニュースが流れている(無断掲載する)。 この呉建民氏のような頭が冷めた国際派の良識派が、若い年代の時から中国国務院に入ることを期待したいものだ。残念ながら、今回の漁船と巡視船の衝突事件の最中に、人民日報にこういう人物の声が表に決して出てこない言論統制の構造こそが問題であるのだが。今回も、本日、彼が人民日報という官製マスコミに登場したのは、日本で中国漁船の船長が「処分保留で釈放された」にもかかわらず、中国国内で民衆の暴走が続くようだと、中国政府による人民統制が効かないというイメージが世界に広まると困るからである。エスカレートする日本製品不買運動にブレーキをかけるために、良識派を利用しているのであろう。 実は、中国共産党建国の歴史をたどれば、周恩来は、フランスで共産党支部を立ち上げた国際感覚豊かな人物であったが、毛沢東はソビエトに一度行った以外は、外国に行っていない。毛沢東が持つ「悪しき偏狭ナショナリズム」が、国務院中枢にいつまでも遺伝しないで、外国帰りの国際派に徐々にバトンタッチされることを願って止まない。中国の対外政策の暴走を食い止めるために。



<尖閣問題>日本製品ボイコットは止めよう、「理性を伴った愛国」を呼び掛け―中国紙


2010年9月24日、尖閣諸島沖での衝突事件を受け日本製品をボイコットする動きが広がりを見せる中、中国の呉建民(ウー・ジエンミン)元駐仏大使(71)が「例えばソニー製品の95%は中国製。ボイコットは自分たちの首を絞めるだけ」と冷静に考えるよう呼び掛けた。人民日報海外版が伝えた。

呉氏はまず、昨今の中国人の心理状態について「他人の評価を気にし過ぎている」と指摘。「少しでも褒められると大喜びするが、少しでもけなされると必要以上に落ち込む。自信のなさの表れだ」とし、「褒められてもすぐに有頂天にならず、それが本音なのかどうか良く見極めるべき。けなされた時もまずは落ち着いて、相手の言い分が正しいこともあることを忘れてはならない」とした。

その上で、「中国人は理性を伴った『愛国』行動をとらなければならない」と強調。「日本製品をボイコットする動きがあるが、良く考えてみてほしい。例えばソニー製品の95%は中国製。ボイコットはつまり自分たちの首を絞める行為なのだ」と冷静になるよう呼び掛けた。

長く外交に携わった呉氏は上海万博国際評価委員会のメンバーも務めており、万博会場で見られる中国人の様々なマナー違反について「無知が偉いとされた文化大革命のせい」と指摘したこともある。
  
  
(喜憂)
秘密

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