2010-09-18 12:28 | カテゴリ:未分類

前原誠司外務大臣のフットワークの良さ

    

前原外務大臣が、外務大臣に就任したその日(昨日)に、はやくも、尖閣諸島で中国漁船に当たられて船壁に傷害を受けた日本の海保巡視船の視察に行ったのは、実にタイミングがよかった。彼はなかなかフットワークがよい。

   

第三者がいないような条件下での事件に対しては、中国は国際法を無視して、ときどき盗人猛々しい論理を展開する。その非常識な曲折した自己中心的な論理は、いつも聞かされる北朝鮮の国際法を無視した奇妙な恫喝の論理を凌駕するものがある。60歳以上の日本人なら誰もが、あまり言いたくないが「中華思想」と言う言葉を思い浮かべるだろう。同時に「詭弁も何回も弄すれば真理になるという」、悪しき共産主義を思い浮かべさせる。

   

先般、南極洋で日本の捕鯨船に体当たりしたシーシェパードの船長が逮捕されて、日本国内で裁判を受け、執行猶予付きの有罪で帰国したが、このような国際的な耳目を集める裁判の公判維持のためには、日本国側は多くの証拠固めが必要であったと推察する。衝突時の映像や、投げこまれた薬物入りのビンなどの保管や、傷害の塗料の分析や、船員による目撃証言などなど。

   

この、捕鯨船の事件の教訓からしても、海上保安庁は国際的な排他的水域の境界線上での事件に対しては、常に状況証拠を固める体制をとっているだろう(とっていなければ間抜けである)。今回も衝突時のビデオ映像も撮っているだろう。外務省はこの衝突時の映像を、何故世界に向けて公開しないのであろうか。物事の白黒は、好き嫌いや思想ではなく「実証(ブツ)」によって判定されるのであると言うことを、中国国民(人民?)に知ってもらうことが、重要であろう。

    

先般の、「毒入りギョーザ事件」でも、当初は中国企業には落ち度はない、と中国の企業や当局側は虚勢を張っていたが、1年以上にわたる日中両国の公安の協力によって、結局物証による裏付けにより、中国企業での犯人が中国当局によって特定されたではないか。

    

中国が国際社会に信頼されるためにも、この尖閣での事件に対しては、謙虚に振る舞うことを期待したい。逮捕された中国漁船の船長は日本の国内法で裁かれるべきである。いい加減な政治決着は両国国民のためにもよくない。

        

(管窺)

秘密

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