2010-07-20 18:03 | カテゴリ:未分類

 
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コンクリートの畦にびっしりとジャンボタニシの卵が
産み付けられている。手前は網で掬ったタニシ。
 
     
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イネの株にもがっしりと産み付けられている
ジャンボタニシの卵
         
  
今年もジャンボタニシが猛威を振るっている

  

  今年も外来生物であるジャンボタニシは北上して全国の水田でで猛威を振るっている。 1昨年開発された殺ジャンボタニシ剤「スクミノン」があまり効かなくて、まだ「キタジン」の方が効果はっきりしているとの、現地からの報告である。

    

  先日まで、これまでは農業用水系を通じて、ジャンボタニシノ稚貝が伝播していったものと思っていたのだが、先日訪れた現地での聞き取り調査では、写真のように井戸水のみを使っている水田にも異常発生していた。したがって、田植機や稲刈り機や、はたまた、農家の長靴などに卵が付着して、伝播しているものと考えられる。つまり、伝播は見えざる人為によるものらしい。

 

  収穫時のイネの穂や種子に直接の異常な形状や変色が見られないので、農家の人たちは、大きな被害が出ていないと考えているようである。しかし以前のWINEPブログで紹介したように、このジャンボタニシの異常繁殖により水田の養分が大量に収奪されているので、最終的にはお米の収穫量の低下を招いていることは、間違いないことであると思われる。実験計画法で対照区(ジャンボタニシがゼロの区)を設定して実験したわけではないので、断言は出来ないのだが。

    
森敏

秘密

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