2010-05-26 12:07 | カテゴリ:未分類


IMG_2135-3.jpg
 
  桜の樹の下の道路に・・・・
IMG_2133-4.jpg 
  ミミズが。。。。
IMG_2132-3.jpg IMG_2131-3.jpg IMG_2130-3.jpg

   
     
なぜミミズは樹から落下するのか?

             

  雨にぬれた舗装道路を歩いていると公園の桜の樹の下に来て、路上にミミズがゆっくりとのたくっているのが目に止まった。25メートルの間に4匹もいた。どうやら、桜の樹から落下したものと思われる。ミミズは好んで落下したのだろうか?  土が湿っていると思って意図的に落下したのだろうか? それとも樹の枝や葉っぱから、誤って滑って、落下したのだろうか? 翌日は4匹とも通行人に踏まれてぺしゃんこになっていたのだが。

         

  そのミミズを眺めながら、むかし梅雨時の雨の日曜日にドイツのシュツトガルト郊外を散歩していて、路上に10センチ長のナメクジがおびただしい数うごめいているのに、驚愕したことがある。全部がケヤキやトウヒなどの背の高い樹木から目の前でつぎつぎと落下しているのである。それを高速の車が容赦なく踏みつぶしていく。このナメクジ達も樹の幹や葉から誤って滑って落下していたのだろうか? それとも意図的に落下していたのだろうか?

         

  東京大学の付属の千葉演習林では、有名なヒルの生息地がある。そこを通ると、頭上から、知らないうちにヒルが落下してきて、頭や背中や首筋に吸いついて、恐怖を覚えたものである。このヒルたちは、意識的に樹下を通る人や動物の血を吸うために落下しているように思えた。

         

  それにしても、こういう環形動物はなぜわざわざ樹に登るのだろう。土にもぐっているほうが、安全なはずだろうに。雨の日には樹上に何かおいしい食べ物がうごめいているのだろうか?

           

  行きずりではなく、こういうこともミミズの身になって、詳しく時間をかけて観察してみなければその行動の必然性はわからないのだろう。

                 

(森敏)
 
追記:石川啄木の短歌を読んでいたら、以下の写実にぶつかった。

 

 小蟻どもあかき蚯蚓(みみず)のなきがらを

  
  日に二尺ほど曳きて日暮れぬ
   

啄木

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/845-4b4d8f16