2010-04-20 12:56 | カテゴリ:未分類

「研究者は市民講座を」

 

   

と、政府の総合科学技術会議による2011年度から始まる科学技術基本計画の素案に、

「1千万円以上の研究費を得た研究者には、小中学校や市民講座でのレクチャーなどの、科学技術コミュニケーション活動への貢献を求める」
という文言が盛り込まれたのだそうである。(朝日新聞4月9日朝刊)

 

    これはたいへん大変結構なことだと思う。

   

    研究者間では暗黙の定義が成されている専門用語の議論をいくら行っても良いが、自分の研究の意義をやはり素人にも魅力的にわかりやすくアピールする能力は現代科学技術に携わる大学の研究者には必須だと思う。

   

    これは言葉を換えていえば、大学の研究者は国民の税金で研究をさせてもらっているので、研究者はそのお金を使った研究成果に関して今流行(はやり)の言葉で言えば「説明責任」があるということなのである。
   
  政治家ばかりに「説明責任」があるわけではない。

   

    問題は、内閣府の主導で良いから、この研究者から市民への情報発信を組織的に恒常的に全国的に行うことであろう。
    
  研究者達が出身母校の小中学校でレクチャーをするように義務づければ、高度の科学技術情報がわかりやすくかみ砕かれて日本全国に隅々まで恒常的に行き渡り、国民の科学技術レベルのアップにつながるに違いない。

    

    今年から、すぐにでも実行してもらいたい。科学者はそのための旅費を自分の研究費から支給すればいいのである。

 

(森敏)

秘密

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