2010-04-19 10:57 | カテゴリ:未分類

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    枝垂れ桜のてっぺんに槍が3本見える
 

  

東寺の不二桜に思う

   


  4月9日に京都の東寺を友人に案内してもらった。美しい枝垂れ桜が咲いていた。


  
樹齢120年、目通り1.5メートル、樹高13メートル、枝幅7メートル(平成18年2月現在)。この桜は岩手県の旧家で育てられ、平成6年秋田県を経て、三重県鈴鹿市の農園が譲り受けて大切に育てていたのを、信徒総代より寄贈され、直径15メートルの円形花壇に移植された。名前は弘法大師の不二の教えから「不二桜」と命名された。(真言宗 総本山 東寺 の説明版による)

       

この桜の樹のてっぺんには3本の避雷針とおぼしき針が見える。美観を損ねているが、これはよい対策だと思う。単に、雷が落ちないようにというだけではなく、鳥類の害を防ぐ点でも非常に良いアイデアであろう。
       
    一年前のWINEPブログでも書いたが、私見では、枝垂(しだ)れ桜が、樹のてっぺんから枯れる理由は、てっぺんの湾曲した枝に鳥類が頻繁に止まって、枝の導管や師管を足で切断するためであると思われる。
   
    この写真のように鳥類にとって、先端がとがっているものには鳥は止まれないし、その先端周辺には恐怖感を憶え、結局鳥はこの枝垂れ桜の枝に止まれないのではないだろうか。

       

京都中の枝垂れ桜の銘木には、避雷針でなくても先端のとがった槍を最低3本ぐらい立てるのが良いだろう。先端が金属製でキラキラ光るのが良いのかも知れない。
          
(森敏)

 
追記:
東寺の五重塔は、天長3年(826)弘法大師の創建着手に始まりますが、しばしば災火(台風、雷火、兵火)を受け、消失すること4回に及んでいます。現在の塔は寛永21年(1644)徳川家光の寄進によって竣工した総高55メートルの、現存する日本の古塔中最高の塔です。(東寺パンフレットによる)

ということであるから、この東寺全体が雷などの不慮の火災に対して非常に神経質であることが伺われる。

秘密

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