2010-04-14 17:17 | カテゴリ:未分類

  
農業・農村の6次産業化とは?

   

  最近発表された「農水省の食糧農業農村基本計画(案)」を読んでいると、不徳の至りだが小生にとっては見慣れない「農業・農村の6次産業化」という言葉が出てきた。

 
  これに関して、その章の解説文として書かれている「新たな基本計画の主な変更点(各論部分)」というのを読むと、

     

   

4 農村の振興

(1)農業・農村の6次産業化

○ 農業者による生産・加工・販売の一体化や、農業と第2次・第3次産業の融合等により、農山漁村に由来する農産物、バイオマスや農山漁村の風景等の資源と様々な産業を結び付け、地域ビジネスの展開と新たな業態の創出を促す、農業・農村の6次産業化を推進する。

  

((現行計画に基づく施策)

○ これまでは、生産性の向上等の重点が置かれ、「6次産業化」のように、農業・農村の所得を増大させていくための体系化された施策等はなかった。)

       

とある。

    

  なるほど。つまり農産物や農村環境や農村のノウハウを多面的に活用して農業者独自でビジネスとして展開して行こう、ということらしい。調べると、この言葉は今村奈良臣氏の提唱のようである。

         

  先日訪れた香川県小豆島にある「小豆島のオリーブ園」などはまさにその成功例なのだろう。
     
  ここでは日本でのオリーブ木発祥の地としてオリーブの歴史を広大な野外でも実地で紹介しながら、オリーブの木のさわやかさ、オリンピック選手に与えられるオリーブの冠や国連旗に描かれる平和なイメージ、健康志向に適したオリーブオイル、漬け物、加工品である化粧品、石けん、香料、オリーブ茶、お菓子、あめ、地中海様レストランなど様々な角度からの商品が提供販売されている。
      
  それを支えるのは周辺のオリーブ農家のようであった。そのせいか、年間外国人も含めて100万人以上が小豆島を訪れているという。

   
    

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         小豆島オリーブ原木
  

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「オリーブ記念館」での観光客に対するオリーブの冠作りの指導員
による指導。各人が与えられた1本の枝を湾曲させて冠を作っている。
  
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    オリーブの葉で作った冠(展示見本)
       
(森敏)

秘密

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