2010-04-02 12:00 | カテゴリ:未分類

再論 中国「毒ギヨーザ」事件

        

中国「毒ギヨーザ」奇々怪々というタイトルで実に珍しくも、週刊新潮が7頁にわたる特集を組んでいる。ここに掲載されている疑問点には科学的にいちいち納得出来る内容である。

      

(鳩山政権批判ばかり繰り返している無内容で無節操な週刊誌だと思って立ち読みして買うのを控えていたが、今週号はヒットであるので購入した)

       

「毒ギヨーザ」の犯人逮捕に関しては、中国公安当局が日本の警察庁に捜査関係者の派遣を要請しているということである。

       

日本から派遣される捜査関係者は、天洋食品での呂容疑者の犯行現場での物的証拠の裏付けを、時系列的にしっかりと確認してきてもらいたい。徹底的に科学的な鑑識の手法を実践して、疑問の余地無く、納得して帰国してもらいたい。

      

特に注射器からのメタミドフォスを如何に分離精製して分析したかの分析官とのインタビューや、分析チャートを開示させることが重要だろう。不純物の存在など、農薬の分析科学の専門家が見れば、データーの偽造の場合は一目瞭然と思われる。したがってメダミドフォス分析化学者の同道が必須である。

       

少なくともこの週刊新潮の記事に示されている疑問点は最低限解明してくる義務があるだろう。中国公安の「お話を聞いてくる」だけではだめだ。

      

前回(2年前)の訪問調査時との矛盾点も、けんかしてでも良いから突いてくるべきである。

   

科学論争を真剣にする方が中国のためでもある。

                    

(管窺)

 
  

 

 

 

追記:科学警察研究所の太田彦人氏が 「食品分析と犯罪捜査」というテーマで、分析の苦労話のなかで“メタミドフォス”についても述べている。(化学と生物 vol.48.No.5,337-345, 2010)。この科学警察研究所はそんじょそこらの大学と異なって最新鋭の機器を整備しているようである。 太田彦人氏は今回犯人を特定したと言うことで来日した、中国側の調査官との話し合いにその道のプロフェッショナルとして臨席したのだろうか?(2010.5.10.)

秘密

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