2010-04-01 15:02 | カテゴリ:未分類

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出来るだけ「ひねた根」を掘り起こす

 

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台木と穂木を削ぎ、両者の形成層を密着させ、

活着を確認した後で、穂木下部を切り除く。

   

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うまく台木と穂木が癒着したので

接合部位から穂木の下方を切り離した状態

  

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美しい肥後つばき盆栽の典型(?)

       

「肥後つばき」の盆栽展

       

  熊本城天守閣に至る途中に、「肥後つばき展in熊本城」と銘打って肥後つばき協会が盆栽展を開催していた。

       

  各種の品種と、台木に穂木を接ぐ、接ぎ木の仕方が実物で説明されていた。

         

  またとない機会なので、風に吹き飛ばされないように展示品の名札を立て直して回っている係のおじさんに<肥後つばきの盆栽>の品評の仕方を伺ってみた。おじさんによると、

      

    根ばり 根のまがり具合を見る。

    枝振り ある程度前方に倒す。

    花付き 花が咲いているのが当たり前であるが、展示期間に開花を間に合わせるのが非常に難しい。

       

この各項目で10点ずつの配点で、合計で満点が30点。項目毎に減点法で評価するのだそうである。基本的には盆栽松と同じ品評法だと言うことである。

       

  

(森敏)

      

付記1:<肥後つばき> の特徴は、花容は一重で雄しべが梅芯状に平咲きするのを特徴とする。花弁が5-6枚で、雄しべが梅芯のごとく広がったものが優秀品種とされている。2008年7月現在の肥後つばき協会認定一覧によれば、赤花系25種、淡紅花系34種、錦(絞)花系48種、白花系17種を認定している。開花時期は2月中旬~4月までである(肥後つばき協会 より転載)。新品種登録の条件は、「5年経っても接ぎ木の花の色が戻らない」ということだそうである。

      

付記2:接ぎ木に関して以下の重要な情報が載っていたので転載しておく。「サイエンス」の200951号には、ドイツのマックス・プランク研究所の研究者が接ぎ木で細胞間の遺伝物質の交換が生じることを示唆する論文が発表された。Stegemann, S.; Bock, R. Exchange of genetic material between cells in plant tissue grafts. Science 2009, 324, 649-651.

 

 

秘密

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