2010-03-30 17:39 | カテゴリ:未分類

新「司法試験問題」自体の中身が問題ではないだろうか?

  

 

78校の法科大学院に対する第三者評価は、大学評価学位授与機構を含めた3機関が実施した。不適合と認定されたのは24校でそのうち6校は国立である。

  


“・・・・・評価で不適合の理由として目立つのは、司法試験対策に偏った授業内容と、教育態勢の不備だということである。約3割は過度の試験対策を指摘され、「受験予備校と連携して学内で答案作成の練習会を開いている」「カリキュラムが司法試験で出題される法律基本科目に偏っている」といった問題も明らかにされた。

   

大学評価学位授与機構の平野真一・機構長は29日の記者会見で、「各大学院が合格一辺倒になり、幅広い見識を持つ法曹を養成するという初志がゆがめられている」と語った。”  3301016分配信 読売新聞

  

とある。

    

一番の問題は、新司法試験問題の内容が法科大学院に課せられている授業内容のうちの <法律基本科目以外の科目の単位を、修了要件単位数の3分の1以上修得していること> が試験問題に十分に反映されているのだろうか、であろう。つまり新司法試験問題がこれらの幅広い識見を持つ法曹を養成する目的で設定されている」授業科目の取得をもきちんと重視したものになっているかどうかであろう。

      

法科大学院の認証評価は文科省の指導で行われているが、司法試験問題は法務省が主導して作製している。この状態が続くかぎり、早急に対策を打たなければこのねじれ現象は続くだろう。

       

受験生が犠牲者である。

       

第三者評価による法科大学院不適合は、新司法試験問題の中身に問題があるというのが多くの法科大学院大学関係者の心境ではないだろうか?

      

    

(喜憂)

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/801-76d03c89