2010-03-11 11:24 | カテゴリ:未分類

瀉血(しゃけつ)療法は一挙両得

  

         

    林久男先生が開発された、瀉血療法(血を抜く)は、C型肝炎患者に適応されているが、これが様々な原因で肝臓にフェッリチン鉄が貯まる肝臓疾患に適応できることが明らかにされつつある。

  

    C型肝炎患者が肝臓中の鉄過剰でそのフェントン反応で肝硬変を経過して肝ガンに至る経過を遅延させる効果がこの瀉血療法で認められている。

    

    つまり瀉血療法とは人為的に定期的に血管から血液を抜くことによって、肝臓への鉄の集積を抑制しようという療法である。

         

    瀉血で抜き取った血液はウイルスチェックなどをうけて献血にも回せる。

         

    であるから瀉血患者の病態が改善されることと、血液バンクのストックが増えるので瀉血は一挙両得である。現在これには保険が適用されている。

      

    高価な鉄の排せつ剤を開発したり、肝炎ウイルス撲滅剤を開発したりするのもよいが、安い医療法を開発することも、遺伝子疾患の難病が増えていたり、高齢化が進んだりしている社会では医療にとって必須の方向であろう。

     

    高度の医療にはお金がかかる。であるから、国家の医療保険予算は増えるばかりである。

     

    医療におけるグリーンニューデイールを誰か叫ばないだろうか。ターミナルケア、森林浴にくわうるに、瀉血療法はその一つの解決策であるように思われる。

     

    メタボ症候群やアルコール肝炎患者群の人たちは是非定期的に献血(瀉血)して、医療行政に貢献してもらいたい。ただし女性は、貧血症が多いので、あまり候補にはなり得ない。

     

        

(森敏)

  

付記:この記事は日本鉄バイオサイエンス学会

http://jbis.sub.jp/

でのこれまでの各研究者の発表を元に小生が作製したものです。

秘密

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