2010-03-10 10:29 | カテゴリ:未分類

家電量販店の落とし穴

     

  1年半前に、家電量販店で出たばかりの日立の通称“風アイロン”を買った。24万円した。洗濯から乾燥まで一貫してやってくれるので、不精な小生には、便利だと思ったからである。

  

  その時は、あまり細かな機能については気にしていなかったので、値引き交渉以外は時間をかけなかった。新製品なのでほとんどまけてはくれなかったのだが。

  

  数日後に洗濯機が届いたが、数回洗たくした後は、ゆえあってずっと使わずに放置していた。

  

  最近それを動かす機会があって、電源スイッチをONにしてスタートをONにしたのだが、C06という、赤信号のアラームが点灯したまま、全然動かなくなった。そこであれこれマニュアルを見て、いじってみたがトラブルシューテイングのガイドが不完全でさっぱりらちがあかない。水道栓との接続部分がおかしいのかと思って、そこを上下に引っ張って開けてみたが、水は流れているようなので、今度はそこを再度接続しようと思ったら,今度はどうしてもはまらない。お手上げである。

  

  というわけで、幸い5カ年の修理補償契約を結んでいたので、量販店の家電売り場に電話して、修理を頼んだ。

  

  1週間後に何と近所の日立の代理店から朝の9時半に店員が駆けつけてきた。

  

  いろいろ説明を受けているうちに、①洗剤投入部から洗剤が舞い上がってオーバーフローするので投入部を引き抜いてとび散った洗剤をときどき洗う必要があること。②“風アイロン”で舞いあげられた微細な洗濯物の滓が布フィルターでトラップされるところが詰まるので、このフィルター部分を引き抜いて毎回滓をとる必要があること、③また、その下部にあるさらに細かいフィルターが詰まるので付属のブラシ状の先端部分を家庭用の掃除機につけて吸引しなければならないこと。④洗濯機の排水ドレイン部分にあるプラスチックフィルターが繊維カスで詰まるので、2-3回に一回はそこの部分を引き抜いて、カスを取る必要があること、などなどが新しく分かった。

    

  これらはこれまでの“洗濯するだけ”の洗濯機の経験からは全く考えられない煩雑な作業である。家電量販店からの運搬業者はただの取り付け業者で、洗濯機の操作上の問題点に関して何の説明もしていかなかったのだが、今回はじめて、こちらが気がついていろいろ質問して、だいたいのトラブルシューッテイングがわかったのであった。

    

  今回のことは、家電量販店で高価なものを多少安く買っても、現場で製品の説明をよーく納得できるまで聞いておかないと、ひどい目にあうという典型的なケースである。実際に動かしてみなければ起こりうるすべての異変を想定することはとうてい無理なんだが。

    

  3月8日から始まったエコポイント制や安売り競争で、商品が定価よりも極めて廉価であるからと言って、家電量販店で衝動的に購入することは、よほど慎重にしたほうがいいだろうと思う。むしろきめ細かなアフターケアを受けられる小売りの代理店で購入したほうがいいのではないだろうか。

  

  現在では風アイロン型は第5世代ぐらいまで出ており、以上の問題点は少しずつ改良されているとのことであった。しかし新・旧製品の間で部品の互換性はないので、今の欠陥部分は我慢してもらうしかないとのことである。

  

  大企業は消費者のことを考えずにわざと互換性がないように新製品を改変(改良?)していると思う。

            

(森敏)

秘密

トラックバックURL
→http://moribin.blog114.fc2.com/tb.php/782-b2052dc1