2010-02-23 18:19 | カテゴリ:未分類

迫真の元検事 三井環・緒方重威 の対談

    

     

暴走の果て「罪なき罪」をつくる検察の大罪

というタイトルで、三井環元大阪高検公安部長と緒方重威元広島高検検事長が今回の「小沢不起訴」を受けて対談している(司会 魚住昭)(週刊朝日2月26日号)

      

三井環元大阪高検公安部長はいわゆる内部告発である検察の「裏金告発口封じ事件」で逮捕・起訴・有罪判決で一年3ヶ月の刑期を満了して1月に出所。緒方重威元広島高検検事長は「朝鮮総連本部売却事件」で逮捕・起訴・地裁で有罪判決・控訴中の身である。

     

この対談は現役検察(三井)や検察OB(緒方)が自らが出身の検察庁である上層部(あるいは官邸主導)の意志によって強引に逮捕・起訴・有罪判決をうけたいわば生き証人による心情吐露である。すでにこの週刊誌を入手できない人もいることだろうからその一部をとびとびに無断で引用紹介する。

   

 

三井 ・・・私は(今回の石川知余裕議員等3人を捕まえる特捜のやり方は)「検察の捜査能力が落ちた」「見込み捜査」と言うよりも、検察による意図的な民主党小沢つぶしという気がするんです。水谷元会長の供述そのものが怪しい、そのことぐらいは逮捕する前から検察だってわかっていたはずです。普通はもっと証拠を固めてから逮捕する。こんなずさんな捜査はしませんから。

三井 私自身は(民主党が検察の)人事に手をつっ込むことはよいことだと思っています。外国では検事や裁判官を選挙で選ぶ国が結構あります。それがいちばん民意を反映するんです。今の検察や法務省人事はほとんど民意が反映されていませんから。・・・・

緒方 確かに、元検事として、このような地検の暴走に対して、高検、最高検などの上層部が現場の検察官をどうして抑えられなかったんだという思いがありますね。ただね・・・マスコミにあれだけ騒がれたら、検察もやらざるを得ないということもあったのでしょう。

緒方  ・・本当に情けないことで、ずっと後悔しているのですが、私も「虚偽の自白」をしています。特捜部は事情聴取の中で私の否認調書すら取りませんでした。特捜は彼らが描いた通りの供述のみを取ろうとする。でもそれは事実と解離しているわけです。それでも否認し続けられるかというと、弁護人のサポートがあってもグラグラするんですよ。・・・後輩の検事に大声でどなられるのもきつかった。

・・・取り調べる側から取り調べを受ける側になってわかったことは、検察は人格を破壊して被疑者や参考人から思うような供述を取るということです。(下線は筆者による)

三井 ・・・・・私は政権交代を獄中で迎えましたが、政権が変わった今こそ、検察が自らを正し、清らかな体で再スタートを切る最大のチャンスだと思う。私は、検察が裏金を認めて謝罪してくれるという希望をまだ持っています。

   

       

     

 

それにしても、自分自身が甚大な被害者でありながら三井環氏は何という検察思いなんだろう。泣かせるね。こういう人物をこそ民主党は最高検検事総長に抜擢すべきであろう。

         

(管窺)

秘密

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