2010-02-17 17:14 | カテゴリ:未分類

競技前のインタビューは選手の集中力を殺いでいる

   

バンクーバーで冬のオリンピックが開催されていますが、何故か、日本選手は出陣式や、空港や、練習時の通路などで、マスコミからのインタビューに対してまじめに答えすぎるようで。

    

選手強化合宿費やオリンピックへの派遣費などを国(文科省)からもらっているから、国民へのリップサービスとして、試合前のインタビューにまじめに応じるのは当然だ、という意見もあるのかも知れませんが、これは違うのではないですか。

    

スノボーの国母 和宏選手はインタビューではぶっきらぼーな雰囲気や服装がだらしない、で批判されたりして。おまけに謝罪の記者会見をさせられたりして。本当に可愛そう。これで集中力が壊されない方がおかしいでしょう。まだ試合まで時間があるので、彼には頑張って集中力を高めて世論にぜひ見返してもらいたいものです。

    

1昨日、韓国の500メートルスケートの選手が日本のマスコミに対して「インタビューには答えるなと、コーチから言われている」といってそそくさと去っていったのがとても印象的でした。確か彼が500メートルのスケートで金を取った人物だったような気がします。

 

500メートルで銀を取った長島圭一郎選手や銅を取った加藤条治選手は試合前のインタビューでは「何も考えていません!」とぶっきらぼーに言っていた。真剣勝負に望む気持ちはそれが当たり前なんだと思います。

 

選手はマスコミに対して何らかの決意表明みたいな格好のいいインタビューをすると、そのことに気が取られて、競技への集中力が低下するのではないでしょうか。

 

そういう観点から競技を見るのも面白いかも知れません。競技の前の言葉と競技の結果と競技の後に何を言ったのかと。

 

良い成果を出せなかった何人かの選手が、「次のオリンピックへつなげる課題が見えて良かったです」と言っているのを聞くと、なさけないですね。こういう選手は、一発勝負への集中力の高め方が全く未熟なような気がします。甘いですね。

 

フィギャスケート(ペア)の川口悠子さんが4位に終わって、インタビューで「次のオリンピックのことなんぞ今とても考えられない」というのは本当に全力投球して集中しても、努力がかなえられなかった選手の本心だと思います。残念だが、客観的に <自己の実力の限界を悟った> と言うことではないでしょうか。彼女は試合前のインタビューで日本のマスコミに丁寧に応答していました。そういうことをするべきでは無かったのではないかと思いますね。とても残酷ですね。

   

(Erika)

  

追記:結局、決勝では国母が8位、青野が9位だった。残念。

しかし国母選手は試合後のインタビューで全く悪びれずに「リアルなスノボーを追求するので、これからも応援よろしく」と言っていた。どうやら彼は勝敗はものともしない求道者的になってきましたね。(森敏)

秘密

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