2010-02-06 16:40 | カテゴリ:未分類

危険なアジテーター:渡辺よしみ議員

     

小沢一郎幹事長がかっての秘書3人が政治資金規正法違反(虚偽記載)で起訴されたことに対して、「幹事長を続行したい」と述べたことに対して、みんなの党の渡辺よしみ議員が「朝青龍もやめたではないか、小沢氏もよく考えれば正しい判断が出来るはずだ」というようなこと(正確な言葉は覚えていないが)をテレビで叫んでいた。「朝青龍のように清く幹事長を辞めろ」、あるいは「国会議員を引退せよ」、といいたいのらしい。

       

渡辺よしみ議員の発言は、何も考えずに聞くと、一見非常に魅力的な意見のように思える。しかしちょっと考えると両者の比較には何の共通点もないことが分かる。片やプロスポーツという娯楽の世界のことであり、片や政治の世界のことである。国民にとっては月とすっぽんの違いがある。比較することが不可能な対象である。

     

渡辺議員は<男の引き際の美学>として朝青龍を買っているのだろうが、政治の世界は美学とはほど遠い世界である。細川護煕、安倍晋三、福田康夫、自麻生太郎らは厭になって首相をやめたが、この間日本の政治の大混乱を導いた。であるから政治家は美学で辞めればいいという話ではない。

    

さっさと、己の美学でやめてもらって非常に良かった政治家は小泉純一郎元首相ぐらいであろう。

  

小沢一郎氏には国内外に対しての日本の政治を安定にするために、もっともっと辛抱強く幹事長職に止まってもらいたい。成果が出たしかるのち、かつての秘書問題での政治的・道義的を感じているならやめればいいのである。

       

小泉純一郎元首相はヒトラー並みのアジテーションの天才で、当時の国民がそれに影響されて一億総集団催眠にかかり、自民党を大勝させた。その後、多くの若者が首切りや派遣労働者に陥れられて、現在、塗炭(とたん)の苦しみを味わっていることは衆知のことである。

      

データに基づかないで、単なる口当たりの良い表面的な類似性(アナロジー)で国民を扇動(アジテート)する政治家は非常に危険である。いくら今が民主党を叩く政局だからといって、渡辺議員がそういう人物にならないことを祈りたい。

        

(喜憂)

秘密

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