2010-01-22 11:29 | カテゴリ:未分類

週刊朝日の秀逸な記事 「検察の狂気」上杉隆

    

この記事では、

現在の特捜(佐久間達也特捜部長)とマスコミによる小沢一郎逮捕に向けたキャンペーンとパフォーマンスは、

 

犯罪捜査ではない、人事と既得権を死守しようとする検察=記者クラブメディア連合体と小沢の「権力闘争」である

   

という、極めて明晰な分析が展開されている。今週号のこの週刊誌がもう手に入らない方が多いと思われるので、全文は引用できないが、(著者に無断で)この記事の終わりの方だけ引用する。

 

 

・・・・・・・(略)・・・

 佐久間が特捜部長に就任したのは2008年7月のことだった。

 就任4日目には、佐久間が主任検事を務めた長銀の粉飾決算事件に対して、最高裁が逆転無罪を言い渡すという幸先の悪いスタートとなった。それは被告人全員が無罪判決という完全敗北でもあった。

   

「失点」挽回を狙い無理な小沢捕り

 さらに佐久間が副部長時代に捜査・起訴した佐藤栄佐久前福島県知事の控訴審判決でも、検察の主張はことごとく崩され、一審の「懲役3年、執行猶予5年」はそれぞれ「2年、4年」の減刑判決となった。

 また、当の西松建設事件でも、重要証人であった西松建設元総務部長が公判で発言を翻すなど、決して順調とは言いがたい。

 検事は、特捜部在任中に「バッジ」(議員)をあげるかあげないかで、その後の弁護士顧問料の桁が違ってくると言われている。テレビ局お抱えの「ヤメ検」になるには、なおさら手柄が必要となる。

 つまり、佐久間を筆頭とする現在の検察幹部にとってはこのまま任期を終えれば失点3つとなる。しかも、小沢は検事総長の人事をより民主的な国会同意人事の枠組みに入れるようとする、検察にとっては危険きわまりない思想の持ち主だ。

 よって、イチかバチかで政界の最高実力者の小沢を捕りにいき、結果として法律的な処罰が無理でも、政治的に小沢を葬ればいいというわけなのだ。これは情報源を明かせないが「東京地検関係者」が筆者にリークした話である。(笑い)

 一連の出来事を「犯罪捜査」だと考えるから真実が見えにくくなる。これは、人事と既得権を死守しようとする検察=記者クラブメディア連合体と小沢の「権力闘争」なのである。

 新聞・テレビに小沢の悪性情報が溢れる一方、ネット上のブログやツイッターでは、一斉に検察批判が流れ出した。検察が「正義」であった時代が終わろうとしている。

 

 

平たく言えば、刑事裁判の場で捜査能力で無能だと証明された東大出身の特捜の佐久間達也が、このままでは出世を絶たれるので、検察庁記者クラブを巻き込んで、意地になって捨て身の<小沢捕り>キャンペーンに打って出た、ということでもあるらしい。

  

         

(管窺)

  

追記1:検察庁内部での「官僚の業績評価基準」は一体どうなっているのだろうか? 是非次回の公開での<事業仕分け>作業では開示してもらいたいものだ。(森敏)

 

 

   
秘密

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