2008-03-26 17:52 | カテゴリ:未分類

椿(つばき)油かすについて

 

このブログの12月24日号でジャンボタニシに関して論じた。そのときに殺ジャンボタニシ剤として「椿油かす」という著効を示す天然の薬剤があるのに、この使用が県によっては禁止されていることに対して、椿油かすが河川のほかの巻貝類を死滅させないで、水田のジャンボタニシのみを殺すといううまい有効利用の方法がないかと言うことを述べておいた。
 

   最近になってこの「椿油かす」は大部分が中国からの輸入品であるということを思い出した。現在中国から農業用有機資材としていろいろな物が輸入されている。 実際この椿油かすは「土壌改良材」としての使用は日本政府によって認可されている。これらの輸入有機資材に関しては汚染物質の評価はどうなっているのだろうか?

 

 この「椿油かす」の中に現在問題になっているメタミドフォスやジクロルボスなど急性毒の強い有機リン剤やデイルドリンやDDTやBHCなどの有機塩素剤が大量に含まれていないかどうか、チェックしておく必要があるように思う。輸入業者や検疫はこれらのことを頭に入れているだろうか?

 

 日本でははるか昔に製造使用が禁止になった、急性毒の強い薬剤に関して、今頃になっても、いろいろと考慮しなければならないことは非常に行政にとっても非能率なことであり、研究者としては実に情けないことに思う。

 

(森敏)

秘密

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