2010-01-16 12:03 | カテゴリ:未分類

これは平成の2・26事件だ

        

5時に起きてテレビをつけたら、石川知裕衆院議員、小沢一郎私設秘書池田光智氏を逮捕、公設秘書大久保隆規氏を逮捕予定のニュースが飛び込んできた。現在、大久保氏は再逮捕されたようである。

    

今回の逮捕劇は、民主党の<小沢一郎幹事長逮捕>を射程に置いた検察側のなみなみならぬ意気込み、といいたいのだろうが、案外国民は冷めているのではないだろうか。少なくとも我が輩は、再び始まった劇場型の逮捕劇には全く与しない。

   

テレビでは、つい先年に逮捕投獄で辛酸をなめた経歴のある鈴木宗男議員が「これは平成の2・26事件だ」とズバリ表現していた。つまり検察側による政変を企画した暴力的なクーデターだと言うことである。

   

報道ではこの逮捕を“佐久間達哉特捜部長によれば、「今、身柄を確保しないと捜査に大きな支障が出る。一刻の猶予もできない緊急性があった」と説明した”とある。

   

民主党が検察人事に手をつける前にクーデターを起こして挑戦状をたたきつけたのかも知れない。

    

大久保隆規氏はすでに先日一度逮捕されているから、検察の尋問に対して耐えるだろうが、石川知裕衆院議員や私設秘書池田光智氏は若くこれまでの逮捕歴がないので、検察の過酷な尋問には耐えられないかも知れない。

   

そして、早くも野党から「小沢辞めろ!」コールがでている。しかし自民党も他の野党もよく考えた方がよい。

   

<党首や幹事長になったら、すぐに検察に身辺を探られて、どんな些細なことでも、違法事件にされて、首のすげ替えや議員辞職させられる>。 

   

こういう非能率な政治運営をもう何十年も繰り返してきたから、日本という国が疲弊してきたのである、といえなくもない。政治家はみな明日は我が身である。他党のことは言えた物ではないだろう。

   

今国会は、こういうマスコミ好みの劇場型政治で始まるのではなく、早急に予算を通して着実な政策履行をやることに一意専心してもらいたい。これこそ検察側がいっている「一刻の猶予もできない緊急性」ではないか。過去のことにぐちゃぐちゃこだわるな、といいたい。

     

今回のクーデターに行政府と立法府が浮つくことは実に国を危うくするものである。

  

「国民の異様な潔癖感が国を滅ぼす」とは右翼の論客である中西 輝政(京都大学教授)の説である。このことはWINEPの別のブログですでに紹介した。

         

  (管窺)

秘密

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