2009-12-24 15:53 | カテゴリ:未分類

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      ポインセチア

 

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迷い葉1:カロチノイド(黄色)、

クロロフィル(緑色)

アントシアニン(赤色)がよく分かる

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迷い葉2: 緑色たるべきか、赤色たるべきか?

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上記拡大図:本来の緑色に対して葉の周辺から赤色

が浸潤してきている

  

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上記のさらに拡大図 

       

迷い葉

      

  観葉植物であるポインセチアをよく観察すると、上から2-3層は赤い葉が占めているがその下は緑葉である。

    

  そのちょうど緑葉と赤い葉の界面に当たるところに在る1枚の葉が何とも奇妙な色をしている場合がある。

       

  この葉だけが赤と緑が入り交じっているのである。要するに、この葉は赤色に変化すべきか、迷っている途上なのである。

  

  この迷い葉では、黄色(カロチノイド)の次に緑色(クロロフィル)が発生しており、次に赤色(アントシアニン)が葉の周辺や葉脈から浸潤している様がよく分かる。

  

  つまりポインセチアの先端の葉は一見きれいな赤色である。しかしそれは、この赤い一枚の葉の上下の表皮細胞の液胞に赤い色素が完全に集積してきているために、その表皮細胞の内側の葉肉細胞の葉緑体の中にあるクロロフィルやカロチノイドの色が完全に隠れてしまっているためにこれらの色が見えないだけなのである。

             

     

(森敏)

秘密

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