2009-12-23 15:09 | カテゴリ:未分類

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穴を機械でアルカリ土壌の硬盤を破って掘って、

そこにポット苗の果樹をポットのママ移植して、

注水して、風害を抑えるために、土は完全には

埋め戻さない。

以上の2枚の写真は展示当日の三井化学ブースの

ビデオより転載したものです

      

 

三井化学の挑戦 (エコプロダクト2009 報告1)

 

  三井化学が内モンゴル植林実験に挑戦している。

     

  対象としているのは単なる<沙漠>ではなく、あえてpH10という最も過酷なアルカリ土壌である。この会社が開発した植生盤や易分解性ポットを持ちいて、実(み)の成る植物や経済性のある植物の中で、育ちやすい樹種(9種)を用意し植林した。又現地の人々の協力を得て植樹した。水管理は現地に任せて、現地から引き上げたそうである。

  

  その後の現在の様子は残念ながら教えていただけなかった。

  

  アルカリ土壌での植物の側の問題は「水」と「耐塩性」と「鉄欠乏耐性」である。

       

  水は地下水をくみ上げているとのことである。アルカリ土壌のPH矯正には現地付近のホーリンゴル炭田のフミン酸を利用したとのことである。よいアイデアだと思う。土壌のpH矯正はそれでよいだろうが、根が張ってきてからの将来の鉄欠乏症はこれだけでは解決しないだろう。

  

  現地で定着した植物が何本かでも確認されれば、ぜひ結果を報告してもらいたいモノである。

  

  ともあれ、全くどうなるかわからない困難な課題に挑戦している三井化学のメンバー及びこのプロジェクトを粘り強くあちこちに根回しして立ち上げてこられたB.セルゲレン君(元東京大学大学院法学研究科在籍:内モンゴル砂漠化防止植林の会)に敬意を表したい。

           

(森敏)

秘密

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