2009-12-18 14:14 | カテゴリ:未分類

科研費の審査員を表彰?

   

科学新聞に

「日本学術振興会が科学研究費補助金(約2000億円)の配分に当たっている3300人の第一段審査委員の中から<模範となる意見を付した審査委員20人>を選考して表彰した」という記事が載っている。

   

それでは、この表彰された20名を一体誰がどういう基準で審査したのであろうか?これは唐突な初めての試みと思われるのでその審査の目的と仕組みがさっぱり明らかではない。日本学術振興会は今年はこのような表彰をすると、当初から宣言していたのだろうか?

     

審査員を表彰するという意図がよく分からない。科研費の審査は結構負担であるので、変な競争をさせない方がいいと思うのだが。

   

研究の生命線である科学研究費を毎年審査されてきた経験からすれば、<不適切な審査をする人をどのように排除するべきか>のシステム作りのほうがより必要ではないかと思う。

        

(森敏)

追記:「日本学術振興会学術システム研究センター」なる組織が平成15年に設立され、そこが上記の表彰を行っているようである。全く知らなかった。日本学術振興会の下にあるこの「学術システム研究センター」なる組織は<事業仕分け>の対象にならないのだろうか? よく調べると現役の有能な教授に雑用を押しつける組織のような気がする。

秘密

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