2009-12-07 12:55 | カテゴリ:未分類

「スーパーの裏側」(河岸宏和著)を読む

    

上記の本を図書館に頼んでおいたら注文番号が19人目で、半年してやっと手に入って読むことが出来た。著者の河岸宏和氏は出身が動物関係の大学なので、特に肉類や魚類の品質管理に厳しい目が向けられている。その割には野菜などの品質には、記載が少ないようだ。しかしいくつか参考になった。これからは安いからといって、うっかりスーパーで安易な買い物をしまいと思ったことである。また、大学の食堂を含めて大衆食堂などは「材料の使い回しの百貨店」みたいなモノであろうと予想した。

   

何点か印象に残った著者による指摘を下記に写しておいた。この本が出てすでに半年以上経過しているので、良心的なスーパーは品質管理を向上させているのかも知れないが、こういう警鐘を絶えず誰か鳴らさないと、マンネリ化して、緊張がゆるんでいくのが世の常であろう。

     

 河岸宏和著  安全でおいしい食品を選ぶために スーパーの裏側」 (東洋経済新報社)著者は1958年帯広畜産大卒。農場から食卓までの食品の品質管理を実践中とのこと。

      

  ねずみの通り道。 

ネズミは、壁に体をこすりつけながら歩くから毛がすれてすこし壁が黒ずんでいる。この「ラットサイン」が見られるスーパーは不潔である。

  ちなみに、ゴキブリは外気温が28度を超えると空を飛びます。

  まぐろのサクを刺身にすることを、業界用語で「使い回し」と呼ぶ。加工してラップをし直し、ラベルを張り替えることを「巻き直し」といいます。

  法律では「製造」は「最終加工」のことだと定義されています。

  ケーキ屋さんではイチゴだけを毎朝取りかえて、販売する店がある。

  刺身は、一度切ってしまうと「ドリップ」(赤汁)が出てしまいます。あのドリップの中に、肉や魚のうまみが、凝縮されているのです。

  次亜塩素酸ソーダのプールにカット野菜をつけておき、それをよく洗って水を切り袋にパックする。

  高いものほど再加工する。

とんかつ → カツ丼

うなぎの蒲焼き → うな丼

マグロのサク → 刺身の盛り合わせ

  売れ残ったパンはラスクに変身します。

  「売り切れ」があるかどうかが、店選びの基準だ。

  卵の常温販売ではサルモネラ菌の危険が必ずある。

   

(森敏)

 

秘密

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