2009-10-11 12:28 | カテゴリ:未分類

野村真康、水島昭二氏の研究は無視された?

     

    ノーベル化学賞がリボゾームの立体構造研究者3氏(アダ・ヨナット、ベンカトラマン・ラマクリシュナン、トーマス・スタイツ)に決定されたが、リボゾーム研究の先駆的研究者である野村真康、水島昭二氏(故人)の名がなかった。

  

    リボゾームという巨大分子の結晶化は難攻不落であったかも知れないが、リボゾームの構成要素を単離して再構成し、機能を明らかにした20-30年も前の日本の両氏の先駆的業績は光るモノがある。

  

    近代機器を利用して <非常にきれいな研究をした>、というのが今回の受賞の対象であるように思われる。

     

    不公平である。野村氏は<ノーベル賞をもらうまでアメリカから帰国しない>と言っていたとかいなかったとか、東大の農芸化学仲間では語りぐさになっている。先生の失意は大きいであろう。

    

    科学ジャーナリズムがこれを機会にもっと野村先生の先駆性を紹介することを願って止まない。

 

    野村先生は腹を立てて取材に応じないかも知れないが。 

        

(森敏)

秘密

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