2009-09-21 12:01 | カテゴリ:未分類

新政権の4人の理系出身閣僚について

  

18名の閣僚で構成される鳩山内閣は、明治以来の内閣で、一番理系出身者が占める割合が高いという点では、歴史的な内閣である。

     

鳩山由紀夫 総理  東京大学工学部計数工学科卒・スタンフォード大学院博士課程修了

菅直人 副総理・国家戦略 東京工業大学理学部応用物理学科卒

川端達夫 文部科学  京都大学大学院修了

平野博文 官房  中央大学理工学部卒」

  

この4人がどういう頭の働かせ方をするかは、非常に興味があるところである。それをより深く知るためには、彼らが、大学でどういう指導教官に付いて、どういう卒業論文を書き(菅直人、平野博文)、修士論文を書き(川端達夫)、博士論文を書いたのか(鳩山由紀夫)、を見ると、結構面白いことがわかるだろう。若くして政治家に転身したのであるから、まー、余り熱心な研究者ではなかっただろうことは想像に難くないのだが。

    

さきのWINEPブログでも紹介したが、菅直人が「鳩山政権は、本格的に原理を変える政権である」というメッセージを発している。彼が物理の出身であり、専攻のニュートン力学や量子力学が「公理」によって成立しているので、この発言は彼にとってはこういう表現が当たり前の「言葉」なのであろう。

  

たぶん、彼の本心では「新政権はこれまでの自民党政権からの『コペルニクス的転回』を行うのです」、といいたかったに違いないのである。しかしこれでは余りにも難(かた)すぎるので、「原理を変える」という言葉に留(とど)めたのであろう。しかしそれでも少し難(かた)い。

  

ぬらりくらりの論理をたのしむ文系議員の発想ではなく『失敗するかも知れないが、練り上げて政策として掲げたことは期限内に断固やり遂げてみせる』という理系議員の発想がこの内閣を領導することを願っている。

    

(管窺)

    

付記:中国の国務院の9名の閣僚の大半(7名以上?)が理系出身者である事はこのブログでも以前に述べている。その善し悪しは別として、この点では中国は今や超先進国である。

秘密

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