2009-08-05 16:50 | カテゴリ:未分類

お茶の水女子大学の苦悩

  

  お茶の水女子大学の河村哲也理事・副学長(国際・研究機構長)が「国立大学法人評価」の結果について以下のように述べている(桜蔭会会報 平成21年8月1日発行:これはお茶の水女子大学の同窓会会報である

 

  (国立大学)法人評価では、研究が上位2校の1つ、社会貢献は3位以内であり、これは教職員がいかに努力されたかということ。私の仕事は先生たちが研究に専念できる環境を作ることである。評価や資金を得るためには膨大な申請書を作らねばならず、疲れ果てている心配がある。申請書つくりが簡便になる仕組みを作りたい。また、(運営費交付金の)1パーセントカットは、教授3人の人件費に当たる。やめても後任を取れないし、若い研究者が昇格できない。元気に力を出してもらいたいが、そのためには資金を獲得してこなければならず、そこでエネルギーを使い果たすという、悪循環に陥る。何とかしたい。産学官連携や特許などよりは、むしろ小さな大学であることを生かした取り組みをしたい。。。。

  

  国立法人評価で高い評価を受けたからといって、何のメリットがあるのだろうか? と大学人なら誰しも思っていることだろう。

   

  せめてこの「国立大学法人評価書の<お茶の水大学編>」を読んで、この大学に対して情熱的な学生が受験してくれればいいが、というところだろうか。

  

  しかし、そもそも受験生やその親たちはこの評価書を読んでくれるのだろうか?

  

  せっかく得られた高い法人評価に対して、文科省からの何らかの資金的なサポートがなければ、お茶大の先生達は <くたびれ損> の気分をぬぐいきれないだろう。

   

    

(森敏)

 

秘密

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