2008-02-16 17:25 | カテゴリ:未分類

首吊り

 

  ずーとラップトップのコンピューターで文章を作成していたのがいけないのか、一昨年頃から、コンピューターに向かっていると、首の裏がショリショリと音がするようになった。どうやら骨が擦れ合っているような音である。自分に聞こえても他人には聞こえないわずかな音である。

 

  医者にかかってレントゲンを撮っても頸椎にあまりシャープな変化は見られないということであった。で、最近は極力デスクトップのコンピューターで、文章を書くようにしているが、自分でも知らないうちに、変な姿勢でキーボードに向かっているらしい。

 

  若いときから尿管結石や腎臓結石で何回も入院しているので、それを恐れて、あまり積極的にカルシウム(Ca)を摂取してこなかったし、牛乳を飲むとすぐに下痢するので牛乳が飲めなかった。そこで、ついに“男の骨粗鬆”が頸にきたのかと思った。その後いろいろな病気の経過をたどって、多分消化器の調整剤としてビヒダス菌の凍結乾燥剤である 『ラックビー』を偶然頓服し始めて、牛乳がいくらでも下痢しないで飲めるようになった。そこで毎日牛乳を200mL飲んで首の骨が丈夫になることを期待していた。(腎臓結石は残念ながら今でも豆粒大の物を左右に数個抱えたままである。)

 

  ところが最近、すこしずつ両肩がけだるくて抜けるような気がする日が続いた。ついに一昨日は、ベッドに入って10分もしないうちに右肩と腕の関節に鈍痛が走ってどんなに腕の姿勢を変えても間接が痛くて痛くて、何回も目が覚めて眠れなかった。そこで昨日は思いあまって近所の整形外科に飛び込んだ。医者は小生の首や腕と力比べをしたりして、肩には何の障害もない、首のレントゲンをとっても特別悪いところはないと言うばかりである。「鎮痛剤と首のマッサージをして1-2週間様子を見ましょう、それでもらちがあかなければMRiをとることにしましょう。」ということになった。そして当然の流れ作業のように小生はマッサージ室に送られ、首を懸垂することになった。

 

  15kgの力であごから上をゆっくりと上方に引っ張るのだそうである。これは気持ちがいいと聞いていたので、期待していたが、やられてみると確かになんとなしに眠くなる感じである。今まで首を引っ張られるという経験は皆無であったので、実に珍妙な気分であったが、終わった直後は、確かに少し右肩の鈍痛は薄れていた。

 

  しかし昨晩はやはりベッドに入ってから右腕が痛くて、布団から右腕を出して頭の上に投げ出した姿勢でなければ痛みが無くならなかった。一昨日よりも少しは睡眠が確保されたが。

 

  そこで本日は土曜日であるが、また午前中に整形外科に行って15分間の首の懸垂(首吊り)を受けてきた。(多分健康保険付きで)320円であった。その大部屋のリハビリ室では患者の老人達が楽しそうに静かに会話をしているのが印象的であった。安いので一種の老人のたまり場にもなっているような気がしないでもない。そのうち世間話をしかけられるかも知れない。

 

(森敏)

 

秘密

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