2009-07-28 10:56 | カテゴリ:未分類

理解できない民主党の「高速道路の無料化」というマニフェスト

   

高速道路の無料化を民主党がマニフェストの中に打ち出している。

  

全く理解できない。車を持たない庶民の多いことを無視している。庶民のレジャー族のための高速道路無料化なんて全くナンセンスではないか。長距離バスや長距離トラックなどに限っての無料化ならば、バスの運賃が安くなったり、商品の値段が安くなるだろうから、歓迎だ。しかし、無料化によって庶民のレジャーを加速するのはガソリンを消費して、温暖化に逆行する政策であることは、誰の目にも明らかであろう。

   

自民党が高速道路料金<1000円政策>を打ち出したから、民主党はこれに対抗して<無料化>という政策にするのだろうが、これはいただけない。やるとしても<1000円で全日可能>にしたらどうだろうか。自民党の現在の政策である<1000円で土日祭日に限る>という政策よりも少し便利にするだけでもレジャー族は満足だろう。

   

それにしても高速道路料金を無料化すると、①巡り巡ってどれだけ税金が増えるか(またはGNPにどの程度貢献するのか)などの、試算は出来ているのだろうか? ②庶民のモータリゼーションの加速による車からのCO2放出が、国際的にCO2削減のために日本に課されるお金のどれだけの分を増やすことになるのか、の試算をきちんとしたのだろうか? ①-②=プラス になるような試算結果を得ているのであろうか?

   

そこら辺の試算結果を是非開示してもらいたいものだ。そうでないと、高速道路の無料化は、自民党の定額給付金政策よりも程度の悪い、大衆迎合的な愚民政策と言われても仕方がないであろう。

   

我が輩は車を運転しないし、車が嫌い(排気ガスが嫌い)なので、今回の民主党の高速道路料金を無料化するという政策には嫌悪を感じている。

  

政権獲得後の(自動車メーカーなどの)経済界の圧力に、民主党はいまから迎合しているのかも知れない。 

   

民主党には環境政策の一貫したポリシーがまだまだ感じられない。

      

(管窺)

追記:本日(8月15日)のテレビでは、高速道路を使う日帰りの遠出の客が増えて、ホテルや旅館客の宿泊客は数は微増、高速度道路のサービスエリアで買い物する客も微増、ということである。家族づれのドライバーとのインタビューによれば「本来の高速道路料金に支払うべき金額から1000円を引いた浮いた分は、貯金に回すか、次のドライブに回す」ということである。これでは、あまりGNPの向上には貢献しそうにないですね。

秘密

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