2008-02-13 17:03 | カテゴリ:未分類

15度

 

私は枕があわなくて年から年中肩こり、腕のしびれ、首のねんざに悩まされています。このコトは前にもこのWINEPのブログ「イチローさんの健康管理」で書きました。これまでいくつも枕を変えましたが、どんな枕がいい枕なのか、理論的なツメかたがさっぱりわからなかったのです。

 

ところが先日テレビ番組の『ためしてがってん!』で、実にわかりやすい科学的根拠で、最適な枕の条件が紹介されました。おなまえを記録するのを忘れたのですが千葉県の整形外科の女医さんの治療経験が話の発端でした。

 

私も訪れて経験したことがあるのですが、イスラエルの死海の水は人が浮いて新聞が読めるぐらいの塩分濃度です。実験はそれを日本のプールに運んできて、そこに水着の女性を一人水平に仰向けに自然な最も楽な姿に浮かばせます。彼女の首は心持ち上にかしいでいるように見えます。その自然な全身像をプールの中で横から水中カメラで撮ります。つぎにその写真にあわせて彼女の全身のうち、頭・背中・臀部側のボデイーにフィットするように発砲スチロール資材をきれいに立体的にくりぬきます。その発砲スチロールに今度は彼女がぴったりと上向きに乗って、NMR(核磁気共鳴装置)装置に送り込まれ、骨の像を撮影されます。

そのNMRの断層写真から彼女の横向きの首の骨(頸椎)の角度を測ります。水平面から何度あるのでしょうか? という問題でした。ぴったり15度のようです。

 

そこで件の整形外科の女医さんは、訪れる患者さんに対して、まず枕の替わりに頭に座布団(よく座り込んで綿が堅く締まった座布団)を敷き、その上に少しずついろんな厚みの板(本?)を重ねていき、患者さんの試行錯誤ののちに患者さんが「気落ちがいい」という点でとめます。なんとそのときの患者さんの頭の角度は15度ぴったりなんですね。

 

これはテレビのスタジオでも女医さんがタレントに対して実演しておられましたが、やはり人間にとって優しい枕の角度は15度のようですね。

 

そこで私も自宅のベッドでやってみました。座布団は大きすぎるので最初から厚手の肩掛けとバスタオルで枕をつくりあげるのに挑戦してみました。15度を確定するのが結構むつかしいので、きもちがいい角度と思われる高さでとどめておきました。それから重要なことは寝返りを打ちやすいためには真ん中で頭部がへこんでおちこむのはよくないので、肩幅全体よりも左右10センチぐらい長くタオルを同じ堅さと高さに敷き詰めました。

寝返りを打ちやすい枕というのは「気持ちのよい枕」の第2の条件のように思われます。しかし、肩の堅さや広さは人によって様々なので、この点ではまだ一般解がないようですね。

 

これで一晩寝た経験では、やはり用いた資材では頭の重みで枕の中央部が沈んでしまうので、もうあと2-3枚分のタオルが必要に思われました。そうして次の一晩寝た限りでは結構いけるのではないかという感触でした。しかしなぜか私は寝ていて上方にせり上がる癖があるらしく、そうすると、枕の中央部が肩で押されて盛り上がるので少し首の骨の傾斜角度が、変わってしまうようです。やはり枕としては一番下には歪みの少ない堅い資材を置いてその上にタオルで高さを調整する方がいいようです。

まだまだ毎日が挑戦ですが、そのうち最適解が見いだせるような気がしています。

 

“気持ちのよい角度”で寝ていて気がついたのですが、寝ていても人は絶えず鼻腔の上方から鼻水がのどを通って食道に垂れているらしく、傾斜角度がいいと、寝ているときも実にスムーズにスーとこの流れが確保されているように感じられました。

  

(Erika)

後記1:偶然この番組の再放送を見て女医さんのお名前が山田朱織先生であることがわかりました。

後記2:全く別の番組で、この鼻汁の一日の分泌量はなんと1.5リットルもあるのだそうです。いびきをかかないためにも、この15度という角度は必要なのではないでしょうか。

 

秘密

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