2008-02-11 20:25 | カテゴリ:未分類

野東照宮の牡丹園は今が旬です

  

    以下は、とんがり帽子のわら蓑(みの)の中に低く3-4輪咲く牡丹の花の様相を詠ったものである。約40種600本の牡丹も壮観だが、各所の立て札に墨で達筆に書かれた俳句もすばらしかったので、いくつかを写し書きして来た。実際に様ざまな花びらや様ざまな彩色の牡丹をしめやかに眺めながらの方がはるかにこれらの句の実感がわくだろう。

 

  朝の日を玉と抱きて冬牡丹

 

  現世(うつしよ)の緋なる牡丹はこころの火

 

  静かさの要(かなめ)に白き寒牡丹

 

  冬牡丹雪より白く恥じらへる

 

  大輪の茎低く耐へ寒牡丹

 

  句に詠めば白さの失せむ寒牡丹

 

  寒牡丹開ききったる安堵かな

 

  この恋の行く末知らず冬牡丹

 

  寒牡丹胎内佛のおはすごと

 

  背き合ひ相寄り籠もる寒牡丹

 

  くろぐろと土愛します冬牡丹

  

  夢の又夢の色なり冬牡丹

 

  冬牡丹咲きし証(あかし)の紅散らす

 

  くれなゐの二花抱き合へる寒牡丹

 

  ひらききり冬の捨身の白牡丹

 

最後に東照宮牡丹園を見終わった後の愚妻の駄作を一句

 

 東照宮こころが満腹冬牡丹 

                        

(森敏)

 

後記:これを書いたあとで、冬牡丹、寒牡丹のキーワードでgoogleを検索すると、いろんな人たちが上野東照宮の牡丹園の美しい牡丹の画像を開示していることがわかりました。

秘密

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