2009-06-28 12:35 | カテゴリ:未分類

会計検査院の驚くべき怠慢

     

防衛庁が、アメリカから装備品を買うに際して、日本側が代金を前払いしたのにアメリカからの納品が遅れるなどで、精算が終わっていない累計額が、3626億円に達していると言う。(朝日新聞6月28日 朝刊)

    

国の予算でこんな事が経理上許されるのだとは初めて知って驚いている。会計検査院はこれを知って、どういう措置をするつもりなんだろう。

  

どの官庁も、国の法人も、お金の前払いはよほど特殊な理由がなければ認めていないのではないのか? ましてや契約してその年度内に物品が納入されていないなんて、少なくとも大学の場合はあり得ない事だと思う。そんなことをしたら、わが輩の経験では、会計検査官が“大喜び”で大学側はキツーい(!)オキューを食らって、研究資金提供側も次年度からの提供に“喜んで”ペナルテイーを課しにかかるだろう。

   

普通は備品調達の場合は、まず、納品された備品が仕様(SPEC)通りの機能が付与されているかどうかをきちんと検討して、お金の支払いはそれが確かに確認されてから後に行う、という順序になっているはずである。

   

防衛庁の場合は、前払い金をそれこそ <丼(どんぶり)勘定> で、かなり実際の額よりは多い目に支払っておいて、差額を後に返金してもらう、という支払い形態のようである。なんと大甘の経理なんだろう。日本国内では決してしないことをアメリカ政府に対しては堂々と慣例的にやって来ているんだ。(返還されてきたお金は国に返上されているのだろうか? きちんとフォローしてもらいたいものだ)

   

日本政府のやり方は実に卑屈としか言いようがない。今回のことから、「対米関係ではまだまだこういう超法規的な措置が蔓延しているのだろう」と日本国民なら誰でも考えるのではないだろうか。

     

(管窺)

秘密

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