2009-05-07 16:19 | カテゴリ:未分類

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  強い香りの、咲いたばかりのジャスミンの花

 

  

ジャスミンの懸崖

    

すでに花が枯れつつあるが、東京ではジャスミンの花の生け垣が遠くからでも、強烈な匂いをまだ放っている。この花は関西では40年前まではあまり見かけなかったように思うのだが。

   

ジャスミンは蕾の段階ではあまり匂わないが、開花する時に、匂いを放つようである。雌しべからでなく、花弁から匂いは放たれているように感じられる。

   

1980年代になって、この匂いの主成分のジャスモン酸やその誘導体が第5番目の植物ホルモンであることが証明された(他はジベレリン、サイトカイニン、インドール酢酸、ブラシノライドなど)。ジャスモン酸の生合成経路やホルモン作用機作などに関して、その後の分子生物学的な研究の進歩は目を見張るものがある。

 

ある種のストレス条件下では、この香気成分が体内で誘導合成されて、この成分が植物体をストレスから防御するような体内成分を合成する引き金(トリガー)になっている。

 

空気中に揮散して放出されると、他の仲間の植物などにも伝搬されて、そのストレス情報のシグナルとして遺伝子発現を調節し、ストレス耐性獲得に貢献する。

 

(森敏)

 

追記:本日以下の記事がネットで流れている。こういう科学記事は楽しいですね。東原君頑張っていますね。(2009.5.9.記)

 

ジャスミン成分がカイコ誘引=桑の葉に微量-東大と京都工繊大

5816分配信 時事通信

 カイコが餌の桑の葉に寄って行くのは、ジャスミンの花にある物質「シスジャスモン」が桑の葉にも微量含まれ、強く誘引されるためと分かった。東京大と京都工芸繊維大の研究チームが8日、米科学誌カレント・バイオロジー電子版に発表した。
 東大大学院新領域創成科学研究科の東原和成准教授によると、養蚕で人工飼料にシスジャスモンを微量加えれば、生産性の向上が期待できる。また、同様に単一の物質に誘引される害虫がいた場合、センサーの機能を妨げるにおいを放出し、寄り付かないようにできるかもしれないという
。 

 

秘密

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