2009-04-29 11:25 | カテゴリ:未分類

民主党はゆるみきった組織か?

  

この間の新聞報道によれば、民主党は西松建設による献金問題で小沢一郎党首の公設秘書(大久保氏)が、突然逮捕された案件で、この“国策捜査”とでも言うべき、検察のやり方に関して、第3者委員会を設けて「知識人に意見を聞く」ということで、何回か公聴会をやった様である。その様子が、マスコミによって適当に剽窃されて報道されている。

 

民主党は、この件に関して党の今後の方針の参考にするために「第3者委員会」を開いたのだろうが、それを“公開”でやるという、考えられない愚挙を演じている。新聞記事には第3者委員会を誰が司会してどこで何時行われたかなどの、いわゆる一般記事に必要な4W1Hが全然書かれていない。であるから、新聞の読者には公開で行われたのかどうかさえわからない。しかし記事の内容はあたかも新聞記者が自分で聴いてきたような書きぶりで中身は極めて記者の主観に基づいて記述されている。

  

民主党の中には、よほど「情報公開」とか、「説明責任」とかに執着した、愚か者が居るようだ。身内の参考にするための議論を何でそんなにマスコミに暴露したがるのだろうか? 第三者委員会の中身が公開されるとなれば、呼ばれた知識人はマスコミを意識して発言するに決まっているだろうが。また、呼ばれた知識人に対しては、民主党に対立する陣営からの間接的な情報撹乱操作の依頼もあるだろう(そういうことが無いと考える人は政治的ノー テンキで、政治家の資格がない)。

   

新聞記事を読むかぎり、堀田力(元)ロッキード担当検事やカーチス・コロンビア大学教授等は、「小沢党首は辞めろ」と勧告している。彼らは完全に現時点の世論に迎合している。それが、現今では<小沢下ろし>で足並みをそろえて大合唱しているマスコミから鬼の首を取ったように報道されている。

  

せっかく党の資金を使って、自分の党の悪口を堂々と、参考人にマスコミに向かって叫ばせて、民主党にとって何のメリットがあるというのだろうか。あくまで民主党員だけの集まりに第三者を呼んで参考人から厳しい意見を聞き、党の方針に反映すればよいことであろう。その内容をマスコミに公開暴露する必要なんか全くないのである。当然、参考人には第三者委員会で何をしゃっべったのかなどを口外することを控えてもらうべきなのである。

   

今回の民主党の<自虐趣味>にはあきれかえる。

    

本日、選挙民の支持動向を探るために民主党独自の世論調査を行うという方針を、小沢党首は延期したようである。実に賢明だと思う。どうせどこかの下請け調査団体に委託するつもりだったのだろう。こういう事はすべてを極秘裏に行うべきものである。

  

民主党は自分たちがやる事なす事を全部ストリップショウしてどうするのだ。

   

思うに現行の民主党内では何をやっても対立陣営に中身が筒抜けで、組織がゆるみきっているとしか思えない。

  

こういう党が政権を取ったら、この党に国防を任せられるだろうか? 国民を危機に陥(おとしい)れかねない。

 

(管窺)

付記:本日の産経新聞の小沢一郎記者会見(全文)ネット情報は大変貴重である。現時点で記者の質問に対して、比較的丁寧に答えている。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/237639

秘密

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