2008-02-02 12:53 | カテゴリ:未分類

転居の効用

    

今回の引っ越しで生まれてこの方13回目の転居になる。さすがに今回はわが終焉の家屋となるはずである。まだこの先、老人介護保養施設に行くかも知れないので断言できないが。。。。 引っ越しのたびにつぎつぎと余分なものを廃棄処分してきており、今回も本棚などの大型備品を廃棄して最小限のものにした。本はほとんど完ぺきに処分した。それでも2トン車で2回ほどの総荷物量であった。にもかかわらず、われわれ体力の衰えた老夫婦での整理は際限がなかった(と言っても大部分は妻によるものであったが。。。我が輩が下手に整理すると、何がどのダンボールに詰められているのか引っ越し先でわからなくなるからと言うことで、極力手伝うことを遠慮した)。

   

うわさには聞いてはいたが、引っ越し当日の、引っ越し業者4人による梱包作業の手際の良さは驚嘆ものであった。ベッドや机の解体、洗濯機、冷蔵庫、テレビの取り外し、それらの引っ越し先での組み立てや設置は実に迅速であった。写真や絵画の入ったガラス入りの額縁はビニールの気泡が入った梱包資材でいちいちていねいに梱包してくれていた。ダンボールは結局70箱になった。引っ越し先は建ったばかりの新築マンションであったので、壁や床に傷が付かないように、ダンボール資材で壁面をカバーし、重い物は滑りのよい厚手の毛布にのせて床に傷がつかないように床上を滑らして移動したり回転して向きを変えたりと巧みな作業手順であった。午前9時から梱包して、昼飯をはさんで、引っ越し先での解体、再設置などの作業の終了が午後4時であった。見事というの他はなかった。

    

業者はていねいにくるんだ梱包資材やダンボールをはがして全部回収していった。ていねいなだけに膨大な廃棄物が出た勘定になる。そのうちの何%がリサイクルに廻るのだろうか? 残念ながら、「便利な引っ越しは地球温暖化を加速する」だろうと、少し気がとがめた。引っ越し業者もあまり資材を使わない、再利用可能な、合理的な引っ越し用の器具や資材の開発が必須であろうと痛感された(すでに、いろいろ考えておられるのだろうが)。

    

ところで、我が輩の旧宅で古い書棚を整理中に妻が意外な発見をしてくれた。な、なんと現金が25万円ばかり入った封筒が出てきたのである。「へそくりを隠していたのでしょう?」と妻には疑われたが、我が輩にはその由来を全く失念しているお金なのであった(完全に我が輩のアルツハイマーが進行していることが確認された)。さっそく喜んでこのお金で業者に引っ越し費用を支払った。

 

(菅窺)

秘密

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