2009-04-01 14:08 | カテゴリ:未分類

今や立花隆は100%検察側の腰巾着(こしきんちゃく)である事が明らかである

  

朝日新聞で立花隆が「民主代表のまま裁判を続けるのか 師から何を学んだ」というタイトルで大論文を公開している。今回の、大久保秘書の逮捕劇は、完全に検察側が仕掛けた国策捜査である。この一点をすっぽりと意識的に話題から逸(そ)らせて、

 

(略)・・・この問題、政治資金規制法の法的解釈などを巡って、多くの論争すべき点があるのは小沢の言うとおりだが、総理大臣の前にはもっと大事な争点が毎日のように出てくる。どちらが大事なのか。裁判が大事という人を日本国の総理大臣にするわけにはいかない。

またこの裁判では、法律問題より事実問題で最大の論点になってくるのは、事件の悪質性であることがはじめから予想されている。悪質性を巡っては、すでにおおおくの新聞に、その独自取材にもとづいて(あるいは検察のリークもあったが)なるほどこれはひどいというエピソードが沢山書かれている。それを読むと、小沢がやっていることは、昔の金権時代に角栄がやったこと、金丸信がやっていたこととそっくりである。・・・(略)

 

と、まず小沢党首辞任を勧告している。このデンで行けば、検察が野党党首の秘書(あるいは現首相の秘書)を何が何でもしょっぴいて、起訴すれば、「党首は辞めるべきである」ということになるだろう。検察国家の到来である。小沢党首がここで直ちにやめれば、無条件の敗北宣言であり、検察の高笑いが聞こえるだろう。検察側はあとはだらだらと裁判審議を引き延ばして、結末はどうでもいいのである。元々小沢党首をやめさせるための国策捜査なのだから。立花隆は挙げ句の果ては先日の民主党議員会で党首交代を進言した小宮山洋子と近藤洋介をベタほめである。しかし立法府の議員達にとっては、今回この <議員秘書の逮捕=>党首の首のすげ替え> というプロセスが成功すれば、自分達にとっても「敵失だ!」といって笑っている場合ではないだろう。明日は我が身かも知れない。議員の辞職や時の権力者の首のすげ替えは検察庁のさじ加減次第ということになるだろう。そんなことがわからないくらい国会議委員はあほなのだろうか?

   

こんな危険な流れを、立花隆は全く指摘していない。それどころか、上記の文章のなかでも(あるいは検察のリークもあったが)という軽い指摘をしている。今回の場合、大久保隆規秘書が『違法献金認める供述』(朝日新聞のタイトル)という誤った情報の漏洩(リーク)が検察権力側の重大な意図であることに対して、全くの無批判である。まるで <リーク> という行為が検察側に容認されるべき手法であるかのごとき寛容さである。実に不用心且つ不見識きわまりない。

 

この文章を読むと彼がかって『田中角栄研究~その金脈と人脈』という当時の政界を揺るがせた本を書いたときに、「用いた資料はぜんぶ公開された資料を使った」、と述べているが、検察側の友人と通じた検察内部資料を使ったのではないかと言う疑念を抱きたくなるくらいである。立花はどうして此処まで検察側にべたべたなんだろう。

 

結論的に言えば、彼こそがロッキード事件以来の日本の検察官を今日まで増長させてきた張本人かも知れない。一度も逮捕されたことがない立花隆には検察官の巧妙な情報操作(タクテイクス)が全くわからないのだと思う。

 

さて、同じ紙面で朝日新聞では、上記の愚劣な立花隆の「感想文」に比較して、元東京地検特捜部長である 宗像紀夫氏による「捜査手法も着手時期も疑問多い 特捜の体質変容を危惧」というタイトルで、朝日新聞社側(山口栄二記者)との対談で、かなり精密に自己の検事体験から来る現行の「特捜部の変質」についての批判的な見解が述べられている。

   

(略)・・・ 最近のいくつかの事件捜査を見ると、『この事件はこういう筋なんだ』という結論が先にあって、それに向けて無理矢理突き進むという感じがします。  (略)・・・いい事件をやって名前を挙げようなんて言う検事がいたら大変なことになります。また特捜部がちやほやされすぎて、捜査経験があまりない人が箔を付けるために特捜部に来るような変な人事が行われたりしないかも危惧しています。  (略)マスコミは検察と一体になってしまっていますね。弱者の目を持たなければならないのに、強者の目で事件を見ているように見える。  (略)・・検察はいつでもどんな事件でもやれるということになったら、『検察国家』になってしまいます。

  

立花隆は宗像氏の爪の垢でも煎じて飲んだ方がいいだろう。

  

 

(管窺)

 

秘密

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