2009-03-06 16:48 | カテゴリ:未分類

sakurazaka 

 

         (写真1)桜坂

 

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       (写真2)胴回りの傷跡はなぜ出来たのか

    

桜坂の桜

   

  東京の溜池山王駅から歩いて「ホテル大蔵」に行くには、桜坂というところを登っていく。これは「明治中期に新しく作られた道筋で、坂の下に戦災まで大きな桜の木があったことからこの名が付いた。」と「桜坂」の標識(写真1)に書かれている。

  

  この桜並木の1本の桜が、目の高さの胴体の周りに深い傷が刻まれているのがあった(写真2)。何故だろうと考えたがわからない。接ぎ木をすると“こぶ”が出来るのだが、深い傷のような切り込みは出来ない。桜を接ぎ木するとは聞いたことがないので、接ぎ木のせいではないと思う。(そういうことがあるのかも知れないが)

  

  この部分の上下には縄が張られており、この部分に多分防虫のためかゴザ(こも)が巻かれていた可能性が大である。そしてその少し上にはバネ付きの金具が巻かれている。これはどうやら都か区の保存木を示すものらしい。

  

  であるから、この深い傷はある時期から長い年月に人為的に木の胴回りにぐるりと巻かれた針金のような物があって、それを取り外すことがなかったので、毎年この桜の形成層の発達を阻害してきたのであろう、と推察した。

  

  3月下旬の花の満開の時にもう一度この桜の木の様子を見学に来ようと思う。

   

(森敏)

追記1:名古屋大学での学会を抜け出して、未だうそ寒い熱田神宮を散策していたら、下記の写真の木に遭遇した。きっと札か何かを樹(何の木かはわからなかったのだが)の回りにぐるりと針金で巻き付けていて、何年か経って、取り払ったものと思われる。気が付いたら、ぐるりと傷が着いていたのだろう。その間木は文句も言わないでじっと耐えていたのだ。

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 追記2: JR芦屋駅前の街路樹の傷(2009.4.8.)

秘密

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