2009-03-02 13:58 | カテゴリ:未分類

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      日本国民は富士山が大好きである

   

 

富士山を国旗のロゴに、という提案

 

新幹線で三島あたりを通過するたびに秋空の下(もと)に雪を冠(かぶ)った富士山はなんとも云えない感動を与えてくれる。じっと見飽きない。

 

どこかでいつか書いたことがあるが、昔、「高度技術社会のパースペクテイブ」(竹内啓 研究代表)という文科省特定領域科学研究費の班会議で「日本の国旗を『日の丸』でなく『富士山』にしたらどうだろうか」、という提案が、國學院大學の若手の研究者からなされたことがある。彼らはいつも国家の統合や象徴について学問的な思いを巡らせているようであった。

 

国旗「日の丸」には、現存の戦前戦中世代に第2次世界大戦にまつわる <血染め> のイメージがあり、今でも、いろんな儀式の場でも国旗掲揚に逡巡する向きがある。思想堅固な教員などは、国旗に向かって国歌斉唱のときに起立せずに、都や県の規則に従わないから、といって教育委員会から起訴されていまだに裁判沙汰にもなっている。年齢的に考えて、70歳代以上は、国旗「日の丸」に対してはいまだに複雑な感情を抱く世代ではないだろうか。

 

経済や環境問題が地球規模で展開しているときに、もうこんなばかげたことで国民が分裂している時代ではないだろう。

 

従って、国旗を「日の丸」ではなく多分100%の日本人が愛する、「富士山」にしたらどうか、というのが上記の若手研究者からの提案であった。

 

最近、小生の周辺の何人かの人にこの議論をぶつけてみたら、「富士山」に関しては、それを絶えず見続けている周辺近県の住民にとっては、我が郷里の角度から眺めた富士山の絵柄ならいいが、他のは困る、という意見が出てくるのでケンケンがくがくの議論になるのではないか、ということであった。

 

それなら、飛行機で雲の上から眺めて見た富士山はいかがだろうか。誰もそこに住んでいない角度からの富士山だから、だれも文句の付けようがなかろう。いろんな季節の雲の上にそびえる富士山の画像から投票で選ばせるのである。国民参加の結果だから、皆が満足するのではないだろうか。(仰ぎ見る富士山だからいいのだ、という意見が出るかも知れないが)

 

今後、日本国が分裂の危機に直面したら、15年前の研究者によるこの提案は、案外新鮮味を持って迎えられるのではないかと想像している。これは、平時であるからモウソウできることではあるが。

   

(森敏)

 

 

秘密

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