2009-01-02 22:31 | カテゴリ:未分類

無農薬リンゴ

 

 

    週刊現代12月20日号には「奇跡の無農薬リンゴ」を育てた農夫 (取材・文 天野礼子 写真 菅洋志)と言うタイトルで木村秋則氏・59才の記事が4ページに渡ってカラー写真入りで掲載されている。

 

    「私は間違っていた。草は刈らずに“畑に山の自然を再現する”ことが必要だったんだ」「私に出来ることはリンゴの木の手伝いだけ」ということで有機堆肥も入れずに「自然栽培」を行っているとのことである。文章で書けば簡単だがこれらの言葉の意味するところは非常に学問的にも深いものがある。

 

    週刊誌も、多様な読者をかかえているから販売戦略上、下(しも)ネタのスキャンダルやエログロナンセンス記事も必要なことはよく分かるが、こういう食にかかわる人材を発掘してどんどん紹介してもらいたいと思う。

 

    農業に関する取材はほんとうの目利きでなければ現場を見てもなかなか本質を見抜けないので難しい面もある。宗教に走ってしまう篤農家が多いのでその教条主義的な理論に振りまわされないことが必要である。

 

    ひいきになって恐縮だが、それが見破れる科学的素養を持った農学部出身のルポライターがどんどん育ってもらいたい。

    

(森敏)

秘密

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