2008-12-25 06:29 | カテゴリ:未分類

輸入品を大幅にデイスカウントせよ

    

安い! 近所のスーパーでフィリピンバナナ6本(500㌘ぐらいか)が現在100円である。 円高で1ドルが100円以下となった。そろそろ輸入食品の値段が安くなってもいいだろうと思っていたら、今日のニュースでは大手スーパーのイオンが自社ブランド100品目を25%デイスカウントするなどの動きが出てきた。

 

大歓迎である。こういう流れが各所で出てくれば年末年始の買い物が楽しくなるだろう。冷え込む消費が再び活発になれば気分も明るくなりけっこうなことである。但し国内農産物と拮抗する食品の輸入には配慮が欲しいところだが。

 

またぞろ、いつも後付(あとづけ)しか出来ない経済学者や経済評論家が最近は珍しくも自信ありげに「これから益々景気が悪化するだろう!」という予測を無責任に吹きまくるものだから、我々は消費の懐を引閉めざるを得ない。

 

彼らはどうしたら景気が回復するかの処方箋を決して示さない。示せないのだろう思う。危険だ危険だ言っておいて、もし景気が好調に向かっても「予測がはずれてスミマセン。でもはずれてヨカッタではないですか」と弁明できる。だから、いつも危険を煽っていれば経済評論家自身は本が売れて安泰なのである。

 

1960年代はバナナが高級品であった。学生の頃大学(本郷)から宿舎である東京学生会館(北の丸公園内)への帰り道は、都電19番線に乗って須田町で乗り換えて神保町の駿河台下を通るのだが、その駿河台下の街角では、正真正銘の“バナナのたたき売り”がときどき行われていた。

 

そのバナナのたたき売りの口上が威勢がよくて面白いものだから、途中下車して見物して、神保町の古本屋街をテクテク歩いて九段坂を上がってお堀の中に帰っていったものである。

  

しかしお金がなかったので一度もバナナというものを買った記憶がない。「一体だれがあんな <高級品> を食べるのだろうか」と実に羨ましかった。バナナを食べることは当時の貧乏学生だれもが抱いていた羨望であったと思う。

  

(森敏)

秘密

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