2008-12-23 00:19 | カテゴリ:未分類

内視鏡検査を行えず

 

  水洗トイレで自分の便をみると、最後に少し血痕が観察されるようになった。明らかに痔のような鮮血ではない。大腸潰瘍を疑って、医者に相談したら、「内視鏡で直腸検診をして血管をレザーで封じましょう」ということになった。半年前に大腸の内視鏡検査をやったときに少し直腸が炎症気味ではあったのだ。

 

  検査の前々日からの食事のマニュアルをもらい、病院の売店でグリコ製品の検査前日用の制限食を購入した。今回は大腸全体ではなく直腸のみの検診なので、内視鏡で観るときに、ジェット流で腸管の襞(ひだ)の滓を吹き飛ばすので、大腸が完全にきれいにならなくても、検査は出来るのだそうである。そのために、下剤を3錠もらった。前回の内視鏡での大腸検診時は2Lの薬液を2時間かけて飲む苦しみがあったのだが、今回はそれが必要でなかった。

 

  以下検査当日の病院での出来事である。

 

  午前9時半である。まず最初に血圧を測った。上が95である。普段は105なのですこし低いかなと思った(下剤のせいだったのかも知れない)。直前に浣腸をやるということで、看護師に液を肛門から注入された(注入量は聞かなかったのだが)。

 

  すぐトイレに連れて行かれて、「3~5分ガマンしてから、排出してください」ということであったが、2分ぐらいでガマンが出来なくなったのでベルを押して看護士に連絡して3分めぐらいに排出した。そのあと便器に座っていたが、気分が悪くなりあくびが出始めた。いつもの超低血圧になったときの自覚症状である。

 

  「トイレの水を流さずに、ベルを押して下さい、お腹の“きれい度”を見に来ますから」と言うことであったので、排出後2-3分で気分が落ち着いた頃、ベルを押して立ち上がって、壁にもたれて、看護士の来るのを待った。。。。  つもりであった。。。

 

  『森さん、どうしました?? 分かりますか?』と言う <遠くからの声> でだれかに身体を揺さぶられて記憶がおぼろげに戻った。『森さん、もう一度便器に座って下さい』という言葉もよく理解できずに、小生はうろんとしていたらしい。小生が朦朧として便器に座ると、看護士が大声で他の看護士を呼んだので何人かがあつまってきた。主治医もやってきた。血圧を測られて上が85だということでこちらがびっくりした。

 

  医者の指示で、車いすに乗せられて、ベッドに連れていかれて、それに寝かされて点滴が始まった。30分ぐらいして血圧が125まで回復した。

 

  寝ながらベッドサイドで医者が言うには、「内視鏡を入れるときには、直腸の襞をよく見るために、鎮静剤を打って、直腸にガスを吹き込み襞を広げるので、それでまた血圧が下がります。森さんの場合は血圧がまた85以下になる可能性があるため危険ですので、今日は内視鏡検査を辞めましょう」と言うことであった。「もう一度日にちをあらためたいと思いますが、検査前日からの食事はジェット流で残滓を掻き出しやすくするためにやはり、指定の制限食をたべてもらい、当日浣腸はせずに最初からジェット流で掻き出しながらやりましょう」ということであった。

 

  トイレでは完全に立つたまま失神していたらしい。そのまま続けば以前に経験したように突然膝がガクッと曲がって便器でどこかを強打して大事に至っていたかもしれない。

 

  昔、研究室旅行で民宿の夕食でイカの刺身で強烈な下痢をして家に帰れなくなり大学に泊まったことがある。夜間にトイレで放尿中に失神したらしく、気がついたらトイレのタイルの床に大の字になって倒れており、顔面を便器で強打したのか、額に大きなたんこぶが出来ていたことがあった。(ベルリンからニューヨークへの飛行機の中でもビールを飲んで失神したことがある。これに関しては以前にブログで書いたことがある)

 

  今度のことでは低血圧の人には浣腸はけっこう危険な処置だと確信した。事前に医者に低血圧の体質をきちんと報告すべきなのである。

   

(森敏)

 

秘密

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