2008-12-12 00:00 | カテゴリ:未分類

inaho.jpg 

        これが稲穂とは。。。。

 

inaho2.jpg

         上の部分拡大図 

    

あり得ない稲穂の図

   

地下鉄南北線溜池山王のプラットホームには染め物工芸家である芹沢介の絵が18枚貼られている。いずれも端正なデザインのすばらしい 染め物の拡大図なので、ここで降り乗りするたびに、いつも気持ちが洗われる思いがしていた。

 

今回、電車の待ち時間があったので正面の壁の図をじっと眺めていると、「ン?ちょっと変だぞ」という図に気がついた。

  

これまで菖蒲か何かだと思っていたのだが、この図の横には “稲穂(EAR OF RICE)”という説明がなされているではないか。イネの葉の付き方が間違っているし、穂への籾の付き方がでたらめで、まるでムギの種子の一粒一粒がついているように描かれている。これはこの世にあり得ない植物である。

  

いくら「これはデフォルメしたデザインである」といっても、ちょっとひどすぎる。芹沢氏はイネやイネの穂をきちんと見たことがないのではないだろうか?この図案に関してこれまで誰も疑問を呈した人はいないのだろうか? 

  

なんだか、いっぺんにこれまでの芹沢介に対する熱意が萎えてしまったのである。

  

(森敏)

秘密

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