2008-11-30 10:30 | カテゴリ:未分類

<酸化マグネシウム>便秘薬などで2人死亡

11271911分配信 毎日新聞

 

 便秘や胃炎に広く使われている医療用医薬品「酸化マグネシウム」の服用が原因とみられる副作用報告が05年4月~今年8月に15件あり、―(略)― うち2人が死亡していたことが、厚生労働省のまとめで分かった。各製薬会社の推計使用者は年間延べ約4500万人に上る。
(略)
 15件の副作用は、服用が原因で意識障害や血圧低下などにつながった可能性が否定できないケースで、全員が入院した。このうち認知症などの病気を持ち、他の薬と併用して長期投与を受けていた80代の女性と70代の男性が、ショック症状などを起こし死亡した。15人中13人は、服用を半年以上続けていたとみられる。


ということである。小生も最近まで痔瘻(じろう)が原因で、肛門の出口がふさがれて、便が大腸に滞留して、その滞留期間中に水分が大腸から再吸収されるためか、便が固まって、ますます便秘ぎみになっって、もう10年以上つい最近まで苦しんでいた。その間、ありとあらゆる便秘薬を試してみた。中でも酸化マグネシウム(MgO)は、もっとも長期間服用した薬である。5年間ぐらい服用しただろう。MgOは元々安価な薬なので長期に服用しても家計に影響しないということもあった。

 

ところが長期に服用しているうちにある時期から気がついたことは、服用後何とはなしに脱力感が感じられてきたことであった。筋肉の伸縮反応に必要なカルシウム(Ca)を類似元素のMgが排出しているのではないかと、いつもの自己流に解釈した。それと同時に服用直後に貧血気味になることに気がついた。これもヘモグロビンの活性中心であるヘムのポルフィリン環の中心にある鉄(Fe)の代わりにMgが置換して、ヘムによる酸素の運搬を阻害しているのかも知れないと考えたりした。

 

製薬メーカーは、MgOはほとんど水に溶けないでただ保水力があるために便がやわらかくなる作用があるだけだと考えているようだが、そうではないのではないか、胃酸などの強酸性下ではMgOは少し溶けて、そこから解離したMgイオンは体内に過剰摂取されているのではないか、と医者に相談してみたが、「素人の意見」として聞く耳を持ってくれなかった。「それなら替わりのお薬を使ってみてください」と便秘用の新薬を紹介されたりした。

 

というわけで、最近はどんな便秘薬も飲まずに、ひたすら水分をたくさん摂取することに努めている。これは非常に単純な実践可能な日常の営為である。第一に腎臓結石を作らないための方策でもあるのだが、便秘解消方策としても一番効果があるように思う。また、薬を多用することによる腎臓の排泄機能への負担を軽減するためにも(すなわち、クレアチニン値の上昇を防ぐためにも)、効果があることと期待している。

 

この毎日新聞の記事では、「認知症などの病気を持ち、他の薬と併用して長期投与を受けていた80代の女性と70代の男性が、ショック症状で死亡した」とあるが <その他の薬の名前> は開示されていない。

 

(森敏)

付記1:のべ年間4500万人が服用している、ということは、いくら少なく見積もっても100万人は服用しているのではないか。したがって50万人にひとりが死亡するリスクがあるということになる。

秘密

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