2008-11-01 07:24 | カテゴリ:未分類

極めて納得!

 

<伊藤ハム>検出トルエン、包装用フィルムに付着原因発表

10312234分配信 毎日新聞

 伊藤ハム東京工場(千葉県柏市)で製造した商品の一部からトルエンが検出された問題で、伊藤ハムは31日、大日本印刷の子会社「DNPテクノパック狭山工場」(D社、埼玉県狭山市)が製造した包装用フィルムにトルエンが付着していたことが原因と発表した。伊藤ハムは「(包装用フィルム製造時に)トルエンを含んだ接着剤が十分乾燥せずに残留した」と説明している。
 説明によると、D社が10月14日に接着剤を使い2枚のフィルムを張り合わせる工程中、機械トラブルでフィルムにしわができ、すき間に接着剤が残留。本来なら乾燥作業中に蒸発するが、乾燥しきれなかった。調査の結果、最大で安全基準の34.25倍のトルエンが付着していた。袋何枚が汚染されたかは不明だが、既に部品を交換した。
 大日本印刷広報室は「今回の機械トラブルは初めて。さらに点検に努めたい」と話している。【江畑佳明】

 

というニュースが流れている。極めて納得のいく原因である。

 

先の中国から輸入したつぶあん騒動(10月9日のWINEPブログ「トルエンと酢エチ」を参照ください)も、きっと包装に用いられてフィルムに原因があったのだろう。この中国製のつぶあんの場合、もしも中国で作られたフィルムを包装に用いているのならば、この中国の製造メーカーのフィルムを用いたすべての製品がトルエン汚染されている可能性がある。もし日本で作ったフィルムが中国で使われていたのならば、日本側に問題があるということになる。

 

また、伊藤ハムの場合のように、大日本印刷の子会社「DNPテクノパック狭山工場」(D社、埼玉県狭山市)が製造したロットの包装用フィルムが使われていたハム以外の日本の商品があるとすればそれらはすべてトルエン汚染している可能性がある。

 

フィルムを用いたあらゆる商品に関して、フィルム開封後どれくらいの時間が経過すればトルエンが空気中に揮散してしまうから安全で食しても良い、というような情報提供が必要ではないだろうか。やたらにさほど危険でもないトルエン汚染食品を購入者がみすみす放棄するのは資源のムダである。

 

 それにしても、ソーセージ騒動でもつぶアン騒動でも、包装フィルムに問題があるとは思っても見なかったことである。これは全く新しいタイプの食品公害である。

  

(森敏)

秘密

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