2008-10-17 06:46 | カテゴリ:未分類

海外携帯電話の借用顛末記

 

2年前にDOCOMOの携帯電話をわざわざ海外用の機種FOMAに切り替えて北京に持っていった(切り替えるのに3万円ぐらい取られたと記憶する。全くの新規購入扱いと同じ料金を請求された)。ところが電波事情が悪い上に、電池が8時間ぐらいしか持たなかったので、実質的に全く役に立たなかった。にもかかわらずむちゃくちゃ高い北京での使用料金があとで請求されているのを知った。そこで、3ヶ月もしないうちにまた昔の機種に戻してしまった。(旧い携帯機種にまた戻しただけにもかかわらずまた2-3万円も取られた。)

 

なので、今回北京に行くに際しては現地専用の携帯電話を借用することにした。DOKOMOショップで掛け合ったら、パスポートがどうのこうのとなんだかややこしいことを言うので、めんどくさくなった。そこで、成田空港でややこしい手続きが不要でその場で借りられるという、AMEXの携帯を借りることにした。電話で予約した。(そのやりとりをしているときに、AMEXでは空港から自宅まで無料で荷物を運んでくれるサービスがあることを初めて知った。これまで20年以上もAMEX会員なのに、こんなサービスがあることをまったく知らなっかったよ)

  

早朝の成田空港第2ターミナルのABCカウンターで携帯貸与係の女性から携帯電話の簡単な説明書の内容を彼女がマジックペンで線を引きながら説明してもらった。ここはまだ海外ではないので、ということで実際に携帯電話を操作しながらの説明ではない。この間5分間ぐらいであったと思う。NOKIAという使ったことがない機種である。字が小さくて、小生のぶこつい親指ではなかなか正確にボタンを押すのが難しそうであったが、この際仕方がない。

 

さて、北京でホテルに着いて早速説明書の指示に従ってこの携帯電話をかけようとしたが、最初からつまずいてしまった。まずどのボタンが何の意味をしているのかの詳しい指示が全く書かれていない。操作しているうちに、すぐunlockという文字が出て、にっちもさっちもうごかなくなった。どうやら、カギがかかってしまったことをunlockということらしい。(意味が逆だろう? 紛らわしい使い方だ! 「locked」と表示すべきだろう)

 

そこで、他の部屋にいる仲間をホテルの室内電話で呼び出して、小生の部屋に来てもらった。かれは、「多分、unlockを解除するにはふつうはこういうふうにするのだろう」とかなんとかぶつぶつ言いながらがちゃがちゃいじっていたが、なんとか unlock を解除してくれた。(そのやり方がいくらめくっても全く説明書には書かれていないではないか!)

 

その場で、ついでに彼が日本で使っているAUの国際版の携帯電話にかかるかどうかとかけようとしたら、彼によれば、まず+81のつぎに彼の携帯の090----の最初のゼロを抜いて+8190---とボタンを押さなければならないということである。そこでマニュアルを見たが何処にもそんなことが書かれていないではないか!

 

結局学会の会期中、仲間の携帯にかけまくったが、呼び出しているのだが5人に8回ぐらいかけて2回しかかからなかった。これではまったく用をなさないではないか。腹を立てて、学会の会期半ばからこの携帯電話を使うのを断念した。北京に一緒に来た日本人の仲間に緊急で使えない上に、小生の操作が悪いのかすぐにunlock がかかり、教えてもらったとうりに操作してもunlock が解除されなかったのである。Unlock の解除のためには二つのボタンの操作の時間差が微妙に瞬間的でなければならないようなのである。(そんなこと、ぶこつい不器用な小生の指では出来ないよ!)

 

それやこれやで、昨日北京から成田空港に戻ってきた。空港での携帯電話の返却コーナーで返却したら、女性の係が小生の携帯履歴をしらべて、積算で12分かけておりますので合計で4870円ですという。

  

そこでだまっていられなくなって、

「全然使い物にならなかったばかりか時間ばかりとられて却って不便だった。 そこで記録されて積算されている時間の大部分は、かからなかったにもかかわらず中国と日本の間を行き来する電話回線の使用時間なんだろう」

と強く主張して、それ以外に全く初心者に対する操作の説明がないばかげた説明書にたいする怒りを爆発させた。

  

  すると、それを聞いていた他の男性の係員が前面に出て来て

「お客さんのようなクレームはこれまでもいくつか来ております。そこで現在マニュアルを書きかえているところです」という。

 

「それならなぜわたしの渡航前にまだ掲載されていないそのクレーム部分を教えてくれなかったのだ? 今ごろ言われてもおそいではないか。それに今現在からでもおたくの携帯電話を毎日借りて海外渡航にでかける多くの客さんに対して、手書きでも書き込んだマニュアルを作って手渡すべきではないのか。新しいマニュアルが印刷出来るまで“のほほん”としている商売なのか? この競争社会でよくそんな殿様商売が成り立っているね?」

と、皮肉をこめた。

    

  彼は部分的に料金を差し引いて小生をなんとかなだめようとしたが、小生は

「この役に立たない携帯を借りたことによって、余計な時間と労力を使って、むしろ被害を被った」

と強く主張した。

     

結局、携帯料金は無料ということで先ほどサインして支払ったAMEXの料金は返却してもらえることになった。

    

以上海外用携帯電話の顛末記です。

 

大型のスーツケースの自宅への持ち帰りは、もちろんAMEXの無料宅配サービスを利用した。おかげさまで、成田から手ぶらで帰れたのは今回が初めてであった。

     

(森敏)

 

秘密

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