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「飯舘村のカエルの放射能汚染」
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2023-06-06 16:01 |
カテゴリ:未分類

ロシア軍によるカホフカダムの破壊。

破壊されたダムの大洪水発生後の3日後の残骸(遠景)

ダム崩壊後の浸水域。クリックして拡大してみてください。
【キーウ共同】ウクライナ軍の南部作戦司令部は6日、ロシア軍がドニエプル川のカホフカ水力発電所のダムを爆破したとフェイスブックで主張した。被害程度を調べているという。ザポロジエ原発はダムの貯水池から冷却水を取水している。
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カホフカダムの破壊によって貯水量が恒常的に下がると、当然その上流にある原子力発電所の取水口よりも水位が下がれば、ザポロジエ原発の原子炉冷却が出来なくなり、炉心溶融、原子炉爆発に至る可能性がある。
このカホフカ大橋の前回の破壊については、ロシアかウクライナかのどちらがやったのかがいまだに不明だが、この以下のブログでも衛星写真で紹介している。
2022/11/13 : ウクライナ軍のヘルソン市への入城は歴史的戦果
(森敏)
付記:この貯水ダムからの取水によってクリミヤ半島農業が成り立っているので、ロシア側がダムの爆破をやったとすれば、ロシアのオウンゴールということになるだろう。ロシアは、ウクリミヤ半島の占領地としての意義を放棄し始めているのだろうか?自虐的行為だ。
破壊されたダムの再建は絶望的だ。再建には数十年かかるだろう。驚きでひどすぎて言葉もでない。
追記1:直近のBingによる検索では、このダム破壊でロシア軍の兵士が流された様相ということだ。(6月7日 記)
ウクライナ軍は、ウクライナ南部ヘルソン州ノバカホフカのダムが決壊したことによる洪水でロシア兵士が流されるのを目撃しました。ウクライナ軍の将校は、多くのロシア兵士が混乱の中で死亡または負傷したと明らかにしました。ウクライナ軍のアンドレイ・ピドリスニー大尉は、6日の早朝にダムが決壊した際、「ロシア側で逃げられた者は皆無だった。ロシア側の連隊は全員が洪水に巻き込まれた」と述べました。
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